家計管理の方法はたくさんあれど、自分に合った方法がなかなかみつからない…。そんな悩める人にオススメしたいのが、今、インスタグラマーの間で話題沸騰中の「レシートホルダー」を使った節約術です。
レシートホルダーに出合い、赤字家計から月6万円を貯金できるまでに大変身したという、インスタグラマー・kacoさんのサクセスストーリーを紹介します。
ざっくり管理ができるレシートホルダーで、貯金額が大幅アップ!
すべての画像を見る(全15枚)レシート類を整理するためのアイテムとして発売されたのが、ハイタイドの「レシートホルダー」。生活費の予算分けに便利!と、多くのインスタグラマーの間で話題になっている商品です。
レシートホルダーとは? 詳細はこちら「レシートホルダーのいちばんのメリットは、開くと全部の予算が一目瞭然になるところ」とkacoさん。生活費はすべてレシートホルダーで管理しています。
「1か月の生活費は8万円と、少しきつめの設定。でも、月の初めに費目ごとに分けた予算をホルダーに入れると、千円札と五千円札がぎっしりつまって壮観」
「これだけあれば今月も大丈夫」と予算を守ろうという気持ちになるそう。
食費や日用雑費がたりなくなってきたときも、あわてません。
「ホルダーを開くと余裕のある費目がすぐわかるので、そこから補てん。全体で8万円に抑えられればいいのでホルダー内で予算を調整できるようにしています」
レシートホルダーを取り入れた結果、以前は14万円だったという生活費が8万円にスリム化。貯蓄月6万円をキープできるようになりました。
レトロな雰囲気のラベルライターで手づくりした各費目のラベルも、やりくりのテンションアップにひと役買っています。
レシートホルダーは、家計管理グッズと一緒に収納しておくのがミソです。
【kacoさんの家計】
夫の月収と児童手当を合わせて、収入は月30万円。
支出は、住宅費6万8000円、食費・日用雑費5万円に、固定費や子ども費、こづかいなどを合わせて24万円。
月に6万円を貯蓄に回せています。
月6万円の貯蓄が実現!レシートホルダーを活用したやりくり術
1か月の生活費8万円を守るために、kacoさんが実践している日々の習慣を紹介します。
●レシートホルダーから必要な額だけ財布に移す
買い物前は、レシートホルダーにふり分けた予算から、使う額だけを財布に。
「本当に必要なお金しか持ち歩かない習慣づけで、予定外の買い物を防げるようになりました」
●食費は週8000円を目安に2回に分けて買い物
食費と日用雑費は月5万円。1週ごとの目安は1万円として、そのうち8000円を食費に充てています。
「特売日のまとめ買いと、週末の買いたし。それぞれ予算を6000円と2000円に設定して節約食材を中心に買うようにしています」
火曜日は予算6000円でまとめ買い。
日曜日は予算2000円で買いたし。
節約食材をフル活用! 鶏むね肉は照り焼き風の味つけでどんぶりになりました。
肉や魚の代わりに納豆オムレツをメインにした日は、具だくさんの汁物をプラス。
●日用品の在庫がきれたらメモに記入
日用品やストック食材がきれたら冷蔵庫にはったメモに記入。
「次の買い物のときに一緒に買います。セールに引かれて重複買いすることがなくなりました」
●予算がたりなくなったらほかの費目を調整して補てん
レシートホルダーは予算の移動がラクです。
「ホルダーに入れた1か月分の予算に収まればオッケーというルールなので、赤字を補てんした費目は、その分、出費を抑えるなどの工夫をします」
たとえば、お出かけには飲み物や弁当持参でレジャー費を削減!
●家計簿に転記したら、財布に残りのお金を戻す
買い物から帰ったら、レシートを見ながら家計簿に転記。
「財布に残ったお金は、費目別のおつりを計算して、それぞれのポケットに50~100円単位で戻します。5円、10円の誤差にこだわるとストレスになるので、おおざっぱでも続けることを優先します」
●小額は戻さずにビンに貯めて「チリツモ」貯金
残った1円、5円、10円は、ビンに入れておいて月末に口座に貯金。
「余裕がありそうな月は、月の初めに予算から1000円を先取りでビンに貯めています。月末まで使わずキープできると、うれしくてやる気がアップ!」
●カードで支払ったらカード用ポケットにお金とレシートを入れる
赤いラベルのポケットはクレジットカード用。カードで支払ったときは、各費目からここにお金を移します。
「現金が減らないと、実感がなくて使いすぎることに。ポケットのお金はカードの引き落とし口座に月1回まとめて入金します」
貯めたポイントは外食に利用。
貯蓄成功への近道は、自分に合ったラクな方法を見つけること。レシートホルダーを使い始めてから、家計管理が激的にやりやすくなったというkacoさんのケース、ぜひ参考にしてみてください。