毎日の洗濯にストレスを感じていませんか。アイテム選びや仕組みづくりでもっとラクに洗濯できたらうれしいですよね。ライフオーガナイザーの高田舞子さんは試行錯誤の末に納得のいく洗濯のルールを確立したそう。詳しく教わりました。

ハンガー、ピンチハンガーにラク洗濯のカギがありました!

わが家で実践している洗濯をラクにするコツを2つ紹介したいと思います。

●1.ハンガーは洗濯用と収納用を統一するべし

以前は、洋服をクローゼットに収納するためのハンガーは、強度や見た目にこだわって選んでいました。
一方で洗濯物を干す用のハンガーは、ワイヤーハンガーをはじめ、家にある適当なものを使用。

しかし収納用と洗濯物を干す用のハンガーを分けていると、「干す→収納」の場面が変わるごとにいちいちハンガーのかけ直しというめんどうな作業が発生してしまっていました。

そこで、収納用と洗濯物を干す用のハンガーをそろえることに。すると、「洗濯物を取り入れる→クローゼットへ直行」が可能になり、驚くほどラクになったんです。

ハンガー
洗濯物を干す、片づけるが劇的にラクに
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わが家の洗濯物を干す流れはこんな感じ。
部屋干しがメインのわが家ではリビング隣の洋室で洗濯ものを干します。ハンガーなどの洗濯グッズもここに置いています。

ボックス

パジャマや肌着などハンガーから外し、たたんで収納する服もありますので、出番の終わったハンガーはファイルボックスに入れることに。子どもの衣装ラックの一箇所に収納場所を設けています。

立てかける

洗濯ものが乾いたら衣類はハンガーごとうしろのクローゼットに収納すればOK。ご覧の通り物干しはたたんで立てかけています。

●2.ピンチハンガーは洗濯ものの量によって使い分けるべし

洗濯ものを干すときのポイントがもうひとつ。わが家ではピンチハンガーをサイズ違いで3つもっていて、洗濯物の量によって使い分けています。
洗濯機がいっぱいになるほど洗濯をしたときは大サイズの出番。

ベランダ

洗濯物の量が少ないときや、タオルだけを干したい場合は中サイズ。

ピンチ

下着類やタオルなどはなく、デニムやパンツなどを少しだけ洗濯した際には、さらに小さいサイズを使用。ハンガーよりボトムス内部に風が通るので乾きが早いです。

ピンチ2

ピンチハンガーを3タイプ使い分ける理由はずばり、省ストレス。

洗濯物の量が多くないのに大きなピンチハンガーを持ち出してベランダなどにかけるのは重いし、ベランダが狭くなるし、時間がかかります。

洗濯は毎日、それも家庭によっては1日に2度以上するもの。少しの手間やストレスをなくすことも大事なことです。

ちなみに、ピンチハンガーを物干しにかけっ放しにするのはオススメしません。ベランダでしたら劣化の原因になりますし、ホコリがたまるからです。

●3.物干し竿は自動的に間隔があく仕掛けを

ハンガーはかける部分がクリップ式でないものがほとんど。ということは、一般的な物干し竿の場合、風の強い日は洗濯物が偏ったり、飛んでしまったりしてしまいます。そのせいで洗濯物が思ったように乾いていないという事態は避けたいですよね。

わが家の竿はこんな感じ。

吊るす

ハンガーを均等の間隔でかけられる穴があります。これなら、風の強い日にハンガーが吹き飛ばされることがありませんし、洗濯物同士の間隔が保たれるのもうれしい。

これはハンガーかけつきの物干し竿ですが、ノーマルの物干し竿に巻きつけられるロープタイプのものもあり、100円ショップでも買えますよ。

洗濯は毎日のこと。仕組みづくりでラク、時短が手に入るのであればきっと大きなメリットを感じられるはずです。ぜひ参考にしてみてください!

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