家事の中心ともいえる「キッチン仕事」。キッチンでの作業がスムーズだと、家事の負担も減って暮らしやすさにつながります。あまり料理が好きではないという整理収納アドバイザーのおくむらまいこさんは、ストレスなくキッチン仕事をしたいという気持ちがとても大きいので、「キッチンのもの選び」を大切にしています。そのこだわりをお聞きしました。
すべての画像を見る(全5枚)キッチンツールは基本のシンプルなものを選ぶ
キッチンでの作業がスムーズになるように、キッチンツールはシンプルで基本的なものを持つようにしています。
〇〇用や△△用などの使い方が限定される道具や便利グッズを持つようになると、使うときは便利でも、キッチンに置くものの量が多くなってしまいがち。ものが多いと収納スペースもゴチャゴチャしてしまい、必要なものを取り出すのに手間取ったり、片づけの手間も増えてしまいます。
多くのものを使いこなすことはじつはハードルが高いです。結局はものが少なくて作業スペースがすっきりしていていたり、片づけの手間がかからず管理のラクなキッチンが家事の負担を減らしてくれると感じています。
そのためわが家のキッチンでは、いろいろな用途で使いまわせるシンプルで基本的なキッチンツールをそろえるようにしています。
ステンレスなら丈夫で手入れもラクちん
シンプルで基本的なものを持つようにしているキッチンツール。素材はステンレスをメインにそろえています。ステンレスはなにより丈夫。わが家のキッチンツールはほとんどが10年以上愛用しているものですが、まだまだずっと使い続けられそうです。
洗いやすく汚れがたまりにくいようにつなぎ目の少ないものを選ぶなど、調理中の使い勝手以外にも手入れのしやすさにもこだわって選びました。日頃の手入れは、くすみ汚れが気になったときにメラミンスポンジでこするだけ。簡単にキレイを保てるのもストレスがかからないポイントです。