家の中は、キャップつきのものであふれています。忙しいときに限って外れないキャップに、イライラしたことはありませんか?

「よく使うものであれば、キャップを外して使った方がラク。時短にもなります!」と語るのは、片づけのプロフェッショナルであるライフオーガナイザーの森麻紀さんです。
ご自宅を例に、ストレスフリーなキャップのない生活について教えてもらいました。

キャップという固定概念を覆すと、そこにはラクが…時短家事のコツ

わが家では、よく使うものはキャップなし収納を取り入れています。
まずはキッチン。

スプレータイプの醤油ボトル
しょうゆのボトルはキャップを外して保存
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こちらは冷蔵庫のドアポケットに入れている「スプレータイプの醤油ボトル」です。
元々はキャップつきでしたが、キャップは処分。本体の部分だけを使用しています。

2日に1回くらいは使う物なので、ホコリが気になることもありません。
キャップがついていると、冷蔵庫から取り出すときについついキャップの部分を持ってしまうので、しっかりと閉まっていないとボトル本体が床に落ちてしまう可能性も…。キャップがないことで、落下の危険もなくなりました。

油引き

それから、こちらの「油引き」もです。

引き出しに入れていることもあり、キャップは不要。“キャップを取る”というひと手間をはぶくことができます。

●洗面所や玄関にも「キャップレス」が便利なものが!

次に、洗面所です。

基礎化粧品

朝晩と必ず使う基礎化粧品。

キャップを外して問題ないタイプの化粧品は、すべて外して使っています。

小さなことですが、時短にもつながり、キャップを紛失するということもありません。

ちなみに、この基礎化粧品は旅行に持って行くこともあるので、化粧品のキャップだけは別に保管しています。

ハンコ(シャチハタ)

こちらは、宅配便の受け取り用などに、玄関に置いている「ハンコ(シャチハタ)」。キャップを外した状態で、歯ブラシ立てに立てて置いています。

歯ブラシ立てをキャップ代わりにしている

持てばすぐ押せる、という状態なので、すぐに使えて便利。歯ブラシ立てがキャップ代わりになっているようで、かれこれ5年たっていますが乾燥はしていません。

固定概念をくつがえしてみると、意外と使いやすいものってたくさんあるかもしれませんよ。ぜひご自分の周りでも探してみてください。