日本列島は梅雨の真っただなかですが、ファッションの世界はもう秋冬アイテムの話題で持ちきり!
「2019年の秋の注目カラーはパープルにマスタード、くすみグリーン!」と教えてくれたのは、ファッションエディター・ライターの小川聖子さん。
今回はESSEonline読者の皆さんに人気のユニクロ、GU、アメリカンホリックなどの展示会から、ひと足早めに秋のファッション傾向やトレンドをレポートしていただきます。
ユニクロやGU、アメリカンホリックの2019年秋の“推しカラー”は…?
●アウターもワンピースもパープルが新鮮
まず、展示会で目立っていた新カラーといえば、華やかでこっくりしたパープルカラー。
秋冬らしいカラーではありつつ、思わずハッとする新鮮な女性らしさがあり、大人の女性も取り入れやすいのがうれしいところ。
黒や白、グレーなどのモノトーンカラーのほか、ベージュやブラウンなどのカラーとも好相性で、新しい着こなしが楽しめそうです。
GUでは、中綿ブルゾン(¥3990+税)にもパープルが登場。沈みがちな真冬の着こなしもパッと明るく華やかに見違えます。こげ茶ニットをインナーに、色のメリハリをつけすぎないコーディネートがすてき!
Té chichiにはヴィンテージ風ワンピースやブラウスが。パープルベースは大人っぽく上品に見えます。
ナチュラルな雰囲気の着こなしに取り入れるのも新鮮! サマンサモスモスのサロペットワンピースもパープル。
●マスタードにも注目! ユニセックスな雰囲気が魅力
トレンド感はありつつ、構えずに取り入れられるカラーといえばマスタード。甘くならず、ユニセックスな雰囲気なので大人世代も着やすいはず。スポーティなアイテムとも相性がよく、幅広く取り入れられそうです。
ユニクロにはこんな落ち着いた色みのパーカが。スッキリしたシルエットでカジュアルになりすぎず、スマートに着こなせそうです。
GUのパーカのインにマスタードを効かせています。
短めパーカは上半身がコンパクトに見えるメリットも期待できそう!
アメリカンホリックのトルソーも、ニットはマスタードカラー。シンプルなアイテムを旬カラーに変えるだけでも着こなしをリフレッシュできそうです。
ユニクロの大人気ライン、ユニクロ/イネス ドゥラフレサンジュの差し色にもマスタードカラーが多数登場。
●上品なくすみグリーン~カーキがワードローブの支えに!
くすみグリーンやカーキは着こなしのメインにも、またほかのアイテムを引き立てるコーディネートカラーとしても活躍必至。エレガントなアイテムで取り入れるのもよし、ここ数シーズン人気のワーク調ムードで取り入れるもよし…。ワードローブを支えてくれるカラーになりそうです。
ユニクロでは上品なモスグリーンのニットやプリーツスカートを展開。
ワントーンで着こなすことで、セットアップのようなきれいめな雰囲気に。
GUのきれいめアウター、ショートフーディコート(¥4990+税)もモスグリーン。やわらかい雰囲気でも甘くなりすぎず、知的で大人っぽい雰囲気に見せられます。
今シーズンよく見かけるワーク調トップスはユニクロのもの。くすんだカーキカラーなので、ボトムにカラーや柄をもってきても、自然になじみ、引き立ててくれそうです。
Aラインシルエットがきれいなコーデュロイスカートもユニクロのもの。トップスも同系色で合わせるワントーンの着こなしも、カーキならベーシックカラー感覚で着られます。
以上、今シーズンのカラー傾向をお届けしました!
秋に向けてトレンドのカラーを覚えておけば、お買い物にも役立ちそうですよね。