子どもの成長とともに広がっていくママ友づき合い。そのなかで、思わぬママ友トラブルが起こることは珍しくありません。

人間関係や家庭問題などの相談を数多く受けてきたコラムニストのミセス・パンプキンさんに、読者から実際に寄せられたお悩みをズバリ解決してもらいました。

お悩みをズバリ解決してもらいました
おしゃれしていたら、ママ友に悪口を言われ…
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そのママ友、本当に必要?話し合うことができない相手との関係にこだわるのはやめましょう

●<お悩み1>おしゃれしてたら悪口を言われ…

「受付という仕事柄、少々華やかな服装やメイクで通勤し、そのまま保育園の送迎に行っていました。それがほかのママたちの気に障ったらしく、卒園するまで陰口や無視などの嫌がらせが続いて…。つらい思い出です」(東京都・42歳)

<パンプキンさんからのアドバイス>嫉妬は気にせず、自信と余裕をもって対処

当時、あなたを仲間はずれにしていたママ友たちはおそらく、いつも身ぎれいにしているあなたに嫉妬していたのでしょう。普通と違うものを排除したがる、うらやましい相手に冷たくしてしまうのは、人間の悲しい性質のひとつです。ですから、“自分に落ち度はなく、まったく大したことじゃない”と、自信をもってください。

ただし、ねたまれる要素の多い人ほど、より謙虚さが求められる社会だということも頭の片隅においておきましょう。

●<お悩み2>子ども同士のケンカに、相手の親から…

「娘が学校で友達と口げんかをして帰宅。その日の夜、相手の親から電話があり、娘についてあることないことをわめきたてられました。あまりにも突然のことでなにも言い返せず、ただ呆然としてしまって…」(大阪府・42歳)

<パンプキンさんからのアドバイス>逃げずに話し合いを。学ぶいい機会と思って

なにも言い返せなかったのは残念でしたが、双方の言い分を聞く前に相手の子どもや親を非難する人とは、話してもムダだったかもしれません。とはいえ、わが子に非がある場合もありますので、双方の親子が同席のもと話し合いの場をもつのも大切。

仮に自分の子どもに非があった場合、「相手を傷つけてしまったときはきちんと非を認め、反省し、謝罪をして信頼の回復につとめる」ことを、身をもって学べるいい機会になります。それでも先方が一方的に娘さんを責めたとしたら、反面教師として学べたと考えましょう。