昨年秋にESSEで特集し、反響を呼んだ「ほうろうバットのおやつ」。専用の型がいらないうえ、そのままテーブルに出せるところが、人気を集めています。
そんなほうろうバットのおやつですが、ひんやりおやつをつくるのにぴったり。冷えるのが早いため、時短になるからです。
料理研究家の若山曜子さんに、これからの季節にぴったりなフローズンヨーグルトを教えていただきました。
生クリームのおかげで、口当たりクリーミー! ほうろうバットでつくるフローズンジャムヨーグルト
すべての画像を見る(全4枚)●フローズンジャムヨーグルト
【材料(24.2×19.6×深さ3.5cmのバット・1台分)】
・ブルーベリージャム、ラズベリージャム、ママレード 各大さじ2~3
・プレーンヨーグルト(無糖) 450g
・A[生クリーム150ml グラニュー糖大さじ1]
・はちみつ 大さじ2
【下準備】
ヨーグルトはペーパータオルを敷いたザルに入れ、半分の重さ(225g)になるまで30分以上おいて水気をきる。水気をきり過ぎた場合は、きった水気をたして調整する。
【つくり方】
(1) ボウルにAを入れ、泡立て器で八分立てにし、はちみつを加えて混ぜる。
(2) (1)に水きりしたヨーグルトを加え、泡立て器で均一になるまで混ぜる。
水きりヨーグルトは、八分立てにした生クリームと同じくらいのかたさにすることで、均一に混ざりやすくなる。
(3) バットに(2)を流し入れて平らにならし、スプーンでジャムをところどころにのせ、スプーンの背で軽くのばす。ラップをして冷凍庫で3時間以上冷やし固める。
[全量1361kcal]
<ポイント>生地はバットのすみまで広げ、厚みを均一にする。ゴムベラで表面に筋をつけると、見た目に動きが出ます。
仕上がりをイメージしてジャムをのせ、スプーンの背で弧を描くようにのばします。
ESSE7月号では、ほかにもほうろうバットでつくるゼリー、レアチーズケーキのレシピを掲載。
さらに6月28日発売の『はじめてのほうろうバットのおやつ』(扶桑社刊)には、ババロアやゼリー、プリンなどの冷たいおやつから、チーズケーキやシフォンなどの焼き菓子まで、簡単でおしゃれなおやつが満載です。夏にぴったりのほうろうバットのおやつ、ぜひお試しください。
<お菓子制作/若山曜子 撮影/公文美和 取材・文/ESSE編集部>