湿気や雨が増える6月。できるだけ憂鬱な時間を減らし、スッキリと過ごすことができたらいいですよね。ここでは元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとして活躍する若松美穂さんに、便利なグッズ3点を紹介してもらいました。
すべての画像を見る(全6枚)1:布サンダル
暑い日は、はだしが好きです。でも湿気が多い時期の、床面と足裏のしっとり感は苦手です。
そんなときの便利品が、布ぞうり作家の友人が手づくりしている室内サンダル。指が自由に動きますし、湯上りの水分や汗も吸収してくれて、丸洗いが可能です。
20代の娘まで「気持ちがよくてやめられない」と、自宅時間にずっと履いています。
布ぞうり以外にも、最近は肌にあたる部分が畳や竹、ゴザの素材でできているスリッパもありますので、ぜひ涼しくて快適な感触のものを探してみてください。
2:自転車のサドルカバー
この時期にあってよかったと思うものが、自転車のサドルカバー。便利品なので使っている人が多いかなと思ったのですが、自転車置き場で周囲を見渡しましたら、カバーがかかっている自転車はそれほど多くありませんでした。
もちろん、汚れたサドルはふけばいいとも言えますが、いざというときに限って「ふくものを持っていない」。また、ふいた後の濡れたタオルやハンカチをバッグにしまうのは、躊躇してしまいます。
さらにわが家の自転車は、長期使用でサドルに傷がつき、雨水がサドルに吸収されてしまう状態に…。ふいても、残った水分が洋服にシミをつくる危険性があるので、カバーを利用することにしました。
このカバーは2重構造になっていて、写真のように片面を持ち上げると、隠れていたきれいな裏面が表に出るようになっています。
帰宅後、晴天の日に、隠した(汚れた)面をふいておけば、何度も表→裏→表→裏と使うことができます。
最近は急なゲリラ豪雨もあるので、屋根のない自転車置き場に自転車を停めておいた家族は、「本当にカバーに助けられた」ということがよくあります。