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手取り13万円、食費と家賃はそれぞれ月3万円。日々の料理の記録や、毎月の生活費の内訳をYouTubeで発信している、大阪在住のくう子さん。節約しつつも栄養たっぷりの料理と、飾らない暮らしが人気です。くう子さんが実践する節約方法を伺いました。

※記事の初出は2023年6月。年齢を含め内容は執筆時の状況です。

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くう子さん
節約しながらおいしい料理をつくって暮らすくう子さん
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野菜を買うにはデパ地下が穴場。鶏料理をおいしくつくって食費を下げる

月3万円のアパートでひとり暮らしをする、アラフォーのくう子さん。ここでは食費を3万円に抑えるために心がけている買い物のコツと、よくつくる節約レシピについて語っていただきました。

●食費は外食費込みで月3万円。栄養と節約の両立を意識

ミートソースパスタ
ある日の献立。新タマネギと合いびき肉を使用した、ボリューミーなミートソースパスタ

2022年7月に、くう子さんは派遣社員として働いていた会社を退職しました。現在は、自宅でコールセンターのオペレーター業務ができる、在宅コールセンターのアルバイトをしています。

転職をしたことで、手取り17万円だった給料は13万円に下がりました。そこで支出を減らすため自炊に力を入れることに。月5万円だった食費を、外食代を含め毎月3万円に減らしました。

一般的に、食費を下げると料理には炭水化物が多く登場しがち。しかしくう子さんは、そうならないよう栄養バランスに配慮しています。

「毎日は難しいですが、可能なかぎり栄養が摂れる料理をつくっています。食費は栄養を摂りながら節約もできる、ギリギリのラインを攻めています」と、くう子さん。

●百貨店の野菜売り場が狙い目。じつは安くて新鮮な野菜が買える

デパ地下の野菜売り場で購入した野菜
デパ地下の野菜売り場で購入した野菜

「意外にもデパートで販売する野菜はすごく安いです。普段、食費の上限を意識して買い物をしていますが、デパートに行ったときだけは別。あまりの安さについ買い込んでしまいます」とくう子さん。

値引き前の価格が、スーパーよりも安いことも多々あるそうです。なめこが53円、サンチュが50円、レンコンがグラム48円など。とくに旬の野菜や葉物野菜が狙い目だそうです。

多くのデパートの野菜売り場で、安さを実感してきたくう子さん。そのため、都会に行った際には、必ずデパートの野菜売り場をのぞいています。