歳を重ねるとボリュームのなさやパサつきなど、髪のお悩みが増える方も多いですよね。髪の悩みを放置すると、全体が一気に老けて見えてしまうことも。そこで、ヘア&メイクアップアーティストの高松由佳さんに、髪のツヤとボリュームアップを叶える簡単なテクニックを伝授してもらいました。
すべての画像を見る(全10枚)ドライヤーで頭頂部のボリュームと髪のツヤをつくる
ぺたんこ髪をふっくらさせ、ツヤを引き出す決め手はドライヤー使いにあり。
「毛の根元から風を当て、仕上げには冷風を。これだけで、ボリュームとツヤがよみがえります」(ヘア&メイクアップアーティスト・高松由佳さん、以下同)
●毛先を引っぱりながら上から風を当てる
髪がほぼ乾いたら、ツヤを出すため冷風にチェンジ。
「髪を軽く引っぱりながら、頭頂部から毛先に向けて冷風を当てて」
●分け目を変えて根元に下から風を当てる
髪をかき上げ、根元に風を当てるのがドライヤーの基本。
「トップは分け目と逆向きに風を当てれば、さらに毛量アップ」
スタイリング剤でツヤ感を仕込んで老け見え予防
髪にツヤを与えるスタイリング剤は、大人にこそ必要と高松さん。
「気になるうねりも、ツヤ感があればニュアンスに変化。おしゃれに見えるんです。まとめ髪のときも忘れずに仕込んで」
●毛先は内と外からもみ込む
つける順番はまず毛先から。
「スタイリング剤を手のひらに薄くのばしたら、毛先の内側、外側になじませて」
●頭頂部と前髪は軽めにトントン
中間部分にもなじませたら、最後は頭頂部と前髪に。
「手に残ったスタイリング剤をトントンと軽く置く程度でOK」
●日中のアホ毛は老け見えの原因。水をつけるのは絶対NG
髪全体をパサついて見せてしまうアホ毛。
「外出先で気になったら、水ではなくハンドクリームをつけてみて。ごく少量で落ち着くはず」