秋冬のおしゃれに欠かせないストール。ここ数年は大判のタイプが人気です。大判ストールは面積が大きいため、巻き方を工夫するだけで、いつものファッションがワンランクアップするんです。「いつも同じ巻き方になってしまう」と悩むESSE読者が、女性ファッション誌で活躍中のスタイリスト・吉村友希さんに大判ストールの簡単な巻き方を教えてもらいました。
ニットの質感たっぷり!着こなしのアクセントに
ストールのおしゃれな巻き方、1つ目はこちら。シンプルな無地の服にニュアンスが加わるふわっと巻きです。
●慣れれば簡単!おしゃれ上級者になれます
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「長方形のストールを半分に折って使うことで厚みが出て、ニット素材のふんわり&ボリューム感が増します」(吉村さん)。「肩を包み込むように巻くだけなので、簡単です」(ESSE読者)。細身の服に合わせ、首元にゆとりをもたせるのがコツです。次に、巻き方を解説します。
●(1)長さを半分に折り、対角線上で半分に折る
ストールを両手で持ち、長辺を2つに折ります。その状態で、対角線上に半分に折ります。先の部分が重ならないようずらして無造作感を出すのがポイント。
●(2)左右の端と端をかた結びし、結び目が首の後ろにくるように回す
そのままふんわりと肩をおおうようにかけます。ストールの左右の端と端をかた結びし、結び目が首の後ろにくるように回します。輪からシャツの衿を出し、形を整えて完成!
重心を上にもってくる今年のトレンドスタイル
さらに、今年らしく仕上げるにはこちらの巻き方を試してみてください。首元がモコモコしてかわいい、今年らしいストールスタイルです。
●この巻き方をマスターすれば今年は大丈夫!
「ストールをスヌード風に巻いて、重心を上にもってくるのが最近の流行です」(吉村さん)。ストールを2、3周巻きつけるとボリューミーでかわいらしい印象に。あごとストールの間には握りこぶし1個分の余裕をもたせて。「ラフに巻いてもキマるので、重宝しそう!」(ESSE読者)
●巻き方はこちら。薄手のストールで試してみて!
左手でストールの角を持ち、右手で首に2回巻きつけます。左右の端と端をかた結びにして結び目を輪で隠し、そのまま後ろに回します。形を整えればでき上がりです。
今回ご紹介した巻き方は、ニット素材などのストールにおすすめ。やわらかくおしゃれに仕上がります。