キッチンの収納に頭を悩ませていませんか。
「お鍋やフライパンなどの大物は、1つ増えるとかなりのスペースを占領してしまうので注意が必要です」というのは、「ものが少ない暮らし」を提唱するミニマリストの本多めぐさん。鍋とフライパンのちょうどよい個数について伺いました。

大小2つの鍋とフライパン
大小2つの鍋とフライパンで間に合っています
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調理器具はコンロの数だけでいい!電子レンジや炊飯器も活用しましょう

料理が好きな方ほど、新しい鍋やフライパンを買いたくなるかもしれません。しかしたくさんあると収納が大変なのも事実。今回は、増えがちな鍋やフライパンのちょうどよい量を提案します。

●鍋やフライパンも大小2個あればたりる

鍋やフライパンなどの調理器具は、たくさんもっていても、結局はコンロの口数しか同時に使えません。なので、基本的に3つ以上もたなくてもよいと思っています。
私は夫婦2人暮らしで、鍋もフライパンも大小2つで回しています。

大小2つの鍋

鍋は、基本的に片手鍋と両手鍋の2つがあれば困りません。おみそ汁などの汁物や、小さなおかずをつくるときは片手鍋を使います。

煮物やカレーなどをつくるには両手鍋。この2つがあれば、だいたいの料理に対応できます。

料理好きの方は、圧力鍋で煮物をしたり、大きめの寸胴鍋で、スープつくったりパスタをゆでたりするかもしれません。

そんなにこだわらないなら、大小2つあればだいたいの料理はまかなえると思っています。

フライパンとフライパンの蓋

フライパンも2つあれば大丈夫です。大きめの26~28センチがあれば、炒めものや焼きもの料理ができます。

また、20cmくらいの小さめフライパンがあればちょっとしたおかずをつくるのに便利。

お弁当の卵焼きを頻繁につくるなら、卵焼き専用があってもかまいません。

●ホットプレート、電子レンジ、炊飯器も活用できる

ホットプレート

フライパンや鍋を使わなくても、耐熱性の容器に具材を入れ、電子レンジで直接料理することもできます。

そのほか、炊飯器で調理をしたり、オーブンやトースターを使って、ホイル焼きのようなレシピも可能です。

ホットプレートを使えば、テーブルの上で焼いたり炒めたり、家族と一緒に調理できますね。

したがって、フライパンや鍋をたくさんもたなくても意外となんとかなると思っています。今、調理器具の収納に困っている方は、これを機会に見直してみませんか?

鍋もフライパンも2~3個と決めると、キッチン収納がすっきりしますよ。