「湿気を取る」「すぐ乾く」と人気の珪藻土(けいそうど)。最近では100円ショップでの取り扱いも多く、おしゃれで便利なアイテムが発売されています。
ESSEが注目するプチプラグッズや収納に詳しい塩野美和さんにおすすめの珪藻土を紹介していただきました。
キッチンや洗面所、ゲタ箱にも!100円ショップの珪藻土グッズで湿気知らずに
すべての画像を見る(全10枚)100円ショップのなかでもとくにキャンドゥは珪藻土の種類が多いです。湿気や水分をすばやく吸収して、脱臭や消臭効果があるという珪藻土。ここではわが家での使用例を紹介します。
●湿気で固まりがちな調味料の調湿材として
調味料が湿気で固まっていると、料理のときにイライラしますよね。
珪藻土は余分な水分を吸収してくれるので、調味料の調湿材として使うのがおすすめ。ブロックタイプの珪藻土を入れておくと、調味料がさらさらな状態に戻って使いやすくなりますよ。
●スプーンタイプは計量もできて一石二鳥!
こちらはダイソーで購入したスプーン型の珪藻土です。
ブロックタイプの珪藻土と同じように、調味料の湿気を吸い取ってくれますが、小さじになっているスプーンなので、調理中にサッと量って使うことができます。
スプーンのまましまえて、湿気を取りながら量りとしても使えるので、普段使いの調味料に入れっぱなしにしておくと一石二鳥ですね。
●冷たい飲み物の水滴防止に
これからの夏の暑い時季に大活躍するのが、コースタータイプの珪藻土。
夏場はコップに飲み物を入れると、水滴でテーブルがびしょびしょになってしまい、ちょっとしたストレスになりますが、珪藻土コースターなら滴り落ちる水滴をきれいにキャッチしてくれるので、テーブルを汚しません。
キャンドゥのコースターは、大理石風やデザインされたコースター、英字やカラーのものまで豊富に取り扱っています。お客様用におしゃれなものをストックしておくと便利ですよ。
●石けんやハンドソープを置いてヌルヌルにさよなら!
ソープディッシュタイプの珪藻土は、じかに石けんを置いて水滴を吸い取ってくれる優れもの。石けんやハンドソープなどを置いてシンクや洗面所で使えば、ヌルヌルした石けん水で汚れることもなくストレスフリーに。
水分をじかに吸い取る分、カビも生えやすくなりますが、1日の終わりにしっかり水洗いして乾かしてあげることで、ヌメリや水分を飛ばして元通りになります。
こちらはグレーの石けん置き珪藻土です。
通常の石けん置きよりも長いタイプなので、わが家では手洗いセットとしてトレーにひとまとめにして使っています。
長めの石けん置きには、ハンドソープとうがい薬の2つ乗せてジャストサイズなので、とっても便利です。
水をきるだけでなく、珪藻土トレーの上がハンドソープとうがい薬の定位置になっているので、家族みんなが使った後に元に戻してくれるのも助かります。
●タマゴ型の珪藻土は、冷蔵庫や下駄箱の臭い対策に
一番手前がタマゴ型の珪藻土です。タマゴと並べると見分けがつかないくらいそっくり。
珪藻土には脱臭・消臭効果もあるので、このタマゴ型の珪藻土を冷蔵庫に入れておくだけで冷蔵庫臭を吸い取ってくれます。
わが家では、下駄箱の中の湿気と臭い対策として使っています。
アロマストーンの代わりとして、アロマを数滴垂らしておくと、ふんわりよい香りが持続しますよ。
●クローゼットにぶら下げて使えるオーナメントタイプも
こちらは珪藻土ドライオーナメント。
湿気調整のために、クローゼットに入れられるようにヒモがついていて、ぶら下げて使えるようになっています。クローゼットの中に数個ぶら下げておくことで、衣類にこもりがちな湿気を吸い取ってくれる優れもの。
●やすりで磨くと吸湿性が復活!
珪藻土はお手入れも水洗いだけで、手がかからないのに色々な使い道があって本当に使えるアイテムです。
写真では紹介しきれませんでしたが、ブーツや靴に直接入れて脱臭剤の代わりに使ったり、水筒の水滴を取るのに直接入れて使ったりと、わが家のさまざまなシーンで活躍しています。
吸湿性が落ちたらやすりで磨くだけで効果が戻りますし、割れたり汚しても、100円で手軽に交換できるのもコスパがよいですね。
これから梅雨の時季のジメジメ対策にもおすすめなので、ぜひ生活に取り入れてみてくださいね。