「月の食費が以前の倍に!」「栄養は摂りたいのに高くて買えない食材が…」など、食費の悩みがつきない方も多いのではないでしょうか。物価高でも食材の使い方や買うものを工夫すれば節約はかないます。4人家族で1か月の食費は4万円代、朝晩の献立とお弁当までやりくりしているESSEフレンズエディターのかつらさんが、栄養を摂りつつ節約につながる工夫をご紹介します。

1週間の買い物
かつらさんの家の1週間の買い物
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3つの食材で栄養摂取&節約をかなえる!子どもにも大人にも大ウケの使い方

限られた食材でやりくりをするのが得意な私は、物価高騰の流れがきた前後で食費があまり変わっていません。

理由は3つの食材のおかげ。毎週の献立で必ず使う3つの食材と、家族全員がおいしく食べられるひと手間をご紹介します。

1:メイン食材はやっぱり「鶏胸肉」

わが家では、カツやカレー、シチューに鶏胸肉を活用します。鶏モモ肉に比べてパサパサしているイメージの鶏胸肉ですが、脂身が少なく、タンパク質が豊富に含まれているのがうれしいポイント。

料理酒やヨーグルトをからめて寝かせておく、調理前に片栗粉をまぶすなど、ひと手間加えることで鶏モモ肉並みの柔らかさが手に入り、家族が喜んで食べてくれます。

2:主菜、副菜、スープ…すべてで活躍する「モヤシ」

モヤシ料理

ビタミンCを含むモヤシは、使い方を工夫すれば主菜、副菜、スープにと活用できる万能な食材です。

お弁当のおかずが一品たりないときはナムルにしたり、中華スープに入れて食感をプラス、野菜炒めのボリュームアップになど、わが家では多様な使い方をしています。

3:栄養たっぷり&扱いやすい「乾物」

乾物

切り干し大根やヒジキ、春雨などの乾物はリーズナブルながら、ミネラルや食物繊維が豊富に含まれています。

サッカー少年の息子の好物は、切り干し大根と鶏ムネ肉を入れて、ゴマ油と塩コショウで味つけした中華スープ。ほどよいしょっぱさと独特な食感がクセになります。

普段のおやつには、スポーツ選手に不足しがちなマグネシウムを含む、ヒジキおにぎりを食べています。

普段使っている食材の調理法を変えたり、レシピの幅を広げたりすることが、物価高と上手につき合っていく秘訣と考えています。

今回ご紹介した3つの食材は、節約と栄養摂取をかなえられて、調理の手間もそれほどかからないためおすすめです。ぜひ試してみてください。

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