今年から相続税と贈与税が改正されました。親から贈与を受ける場合、税金ができるだけかからないようにするにはどうしたらいいのでしょうか? 元国税専門官の小林義崇さんに教えてもらいました。

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親から贈与を受ける場合、どうすればいいの?(※画像はイメージです)
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親から贈与を受けるなら「まとめてもらう」VS「少しずつもらう」

親から贈与を受けるとき、「まとめてもらう」と「少しずつもらう」では、どちらが税金ができるだけかからないのか比較しました。

●相続時精算課税と暦年課税の節税効果の比較

相続時精算課税と暦年課税の節税効果の比較図

財産を「まとめてもらう」は相続時精算課税を、「少しずつもらう」は暦年課税を選択した場合として考えます。相続時精算課税は2500万円まで非課税で贈与でき、2500万円を超えた分に一律20%の贈与税がかかるというもの。贈与者の死亡時に非課税で受け取ったお金を相続財産に加算して相続税を計算しますが、贈与税としてすでに払った分は引かれて精算されます。暦年課税とは年間110万円以内の贈与なら贈与税はゼロというものです。