汗をかき、洗濯機を回す回数が増えてくる時季です。

洗濯物を干すのに欠かせないピンチハンガーは、アルミ製、ステンレス製、スチール製など、種類がさまざま。
「素材やつくりによって使い心地が違ってくるので、これから洗濯ハンガーの購入を検討している方は、ここで紹介するポイント4つをぜひ参考にしてください」と教えてくれたのは、家事に関する著書もあるブロガーのよしママさんです。

ピンチハンガー
ピンチハンガーにもさまざまな種類が
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洗濯のピンチハンガーを選ぶときのポイント!種類別の使い心地を比較

●素材

・プラスチック製

軽く、持ち運びしやすく、値段も安価で手に入れやすいのが特徴。手になじみやすく、ピンチもつまみやすいです。
ただ劣化しやすく、3~4年使っているとひびが入ったり、割れてきたりするので、物干し竿にかけっぱなしにして保管する方には向いていません。

最近は従来のポリプロピレンより耐久性の高いポリカーボネートの商品も出てきました。金属製に抵抗のある方は、耐久性の高い素材のプラスチックを選んでみてはいかがでしょうか。

・ステンレス製
素材ステンレス

値段が高めのものが多いステンレス製。濡れた洗濯物を干すとかなり重たくなり、わが家の場合、ステンレスハンガーと洗濯物は2kg近くにもなります。

よってステンレス素材の洗濯ハンガーはなるべく軽いものがおすすめ。本体が1㎏以上するものは、洗濯物を一緒になると重たく感じます。耐久性があるので物干し竿にステンレスハンガーをかけっぱなしにする方にはおすすめです。

・アルミ製

プラスチックより少し重たい素材で、耐久性があります。値段もお手頃で、手に入れやすいです。
アルミのフレームは頑丈で折りたたんだり、持ち運んだり、扱いやすいのが特徴。プラスチック製のものより頑丈な折りたたみタイプを探している方におすすめ。

・スチール製
素材スチール

軽くて持ち運びしやすい素材。フレームにスチールが使われているものが多いです。さびにくいスチール素材が使われていることが多く、耐久性はあります。丈夫さは、ステンレスの方が上です。

●ピンチの強度

干すものによって必要な強度が変わってくるピンチ。プラスチック、アルミ、ステンレスなどの素材があります。
靴下など軽い小物にはプラスチック製で十分ですね。デニム素材のパンツなどは、ステンレスなど金属性のピンチが安心です。強風でも風に飛ばされて落ちることがありません。
強いピンチを探している場合は、ステンレスなど金属製のものを。耐荷重をチェックすると安心です。
握力がなく手に力が入れられないお年寄りなどにはプラスチック製がおすすめ。金属性のピンチは力を入れやすく開きやすくなっているタイプもあるようなので、購入前にチェックしてみてください。

●からみにくさ

からみにくさ比較

折りたたみタイプは収納時に場所を取らないですが、開くたびにピンチ同士が引っかかります。ひっかかりを取るのが面倒な方は、ほかのピンチと絡まりにくい、折りたたまないタイプがおすすめです。

ピンチのつけ根がリング状になっているものは、ステンレス同士よく絡まりやすいです。「絡みにくい」とうたわれていて、ピンチの間隔が離れていて、つけ根のパーツ一つ一つが小さいタイプがおすすめ。

●収納のしやすさ

収納時にコンパクトになるのが折りたたみのハンガー。折りたたみではアルミ製のフレームのハンガーがおすすめです。フレームの角が丸く曲げてあるものが多いので、フレームを持って折りたたんだり、戻したりしやすいです。
折りたためないステンレス製は、収納時場所を取ります。プラスチック製のしきりのあるケースに入れたり、隙間に立てかけたりすれば困りません。

毎日使う洗濯ハンガー。少しでも使いやすいものを選びたいですね。買ってから長い期間後悔しないでもすむよう、重さやピンチの強さなど購入前にわかる場合は、ぜひ手に取って確認しましょう。

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