成年年齢の引下げ(※1)や高校の家庭科における新学習指導要領の実施(※2)、そして昨今の物価上昇の影響等もあり、お金について考える機会が増えました。ライフプランが多様化し、資産形成の重要性も高まっていると感じる今、「お金に関する知識や判断力(金融リテラシー)を高めたい!」という方も多いのでは。さらに子どもに対して、お金のことをどのように伝えたらいいのかも気になるところ。そこで、苦手意識を感じつつも、「お金ともっと上手に向き合いたい!」と感じているESSE読者3人が集結しました。

(※1)令和4年4月に、成人となる年齢が20歳から18歳に引き下げられました。

(※2)令和4年4月から、高校家庭科の学習指導要領において、金融経済教育に関する内容が拡充されています。

悩む3人
左から、佐藤美由紀さん(45歳/成人2人と、高校生、小学生2人、計5人の母)、柳澤舞さん(35歳/小学生、未就学児、乳児、計3人の母)、髙橋美喜さん(44歳/成人2人と小学生2人、計4人の母)

お金についてもっとよく知りたい読者で集まりました

家族構成は違っても、お金についてもっとよく知りたいという気持ちは共通しているESSE読者3人。日々の家計管理や、子どもの教育費の用意、将来に向けた資産形成など…それぞれが今考えていることを打ち明けます。

柳澤さん:うちは子どもがまだ小さいから、これからかかる教育費をどう用意しようかなって。今のうちにしっかり家計管理をして準備したいけど、物価も上がってるし急な出費もあったりで、思うように貯まらなくて。

髙橋さん:そうそう。子どもにかかるお金のことはもちろん、自分の将来も考えなきゃいけないし。最近は投資や資産形成の話を聞くことも増えたけど、情報がありすぎて、どれを信じたら良いのか分からなくて…。

柳澤さん:本当に、お金のことってどうしても苦手意識を持っちゃって、調べるのも腰が重くなっちゃうよね。でも、家族のためにも、しっかりわかるようになりたい。あ、そろそろお迎えの時間だ。帰らなきゃ!

髙橋さん:みんな仕事や子育てに忙しいもんね。どうやって勉強すればいいんだろう。何かいい方法はないかなぁ…。

子どもも大人も使える!「基礎から学べる金融ガイド」が家族の教科書に

スマホやタブレットで情報収集
スマホやタブレットで手軽に情報収集

後日、再び集まった3人の読者たち。どうやらお金に関する、とってもいい情報を見つけたみたいですよ!

柳澤さん:ねえねえ、聞いて聞いて!

佐藤さん:え? なに? なにかいいことでもあったの?

柳澤さん:最近、YouTubeを見ていたら、ワニのキャラクターが出てくるCM動画が流れてきて、すっごくかわいかったの。気になって調べてみたら、「つみたてワニーサ」っていう金融庁の公式キャラクターらしいんだよね。

髙橋さん:え? 某ドラマでも出てきた…あの金融庁? 公式キャラクターとか本当にいるの?

柳澤さん:そうそう。その動画から金融庁の「NISA特設ウェブサイト」に飛べるんだけど、文字ばっかりで読みづらいのかと思ったら、イメージと全然違って、すごく読みやすくてびっくりしちゃった。デザインも絵本の世界みたいで、とってもかわいいの。
佐藤さん:金融庁のサイトって、難しい言葉ばっかりだと思ってた…!
柳澤さん:それで気になって金融庁のサイトをいろいろ見てみたんだけど、この「基礎から学べる金融ガイド」がすごくよかったの! お金のことをいろんなテーマで基本的なところから解説してくれてて、「まさにこれ!」って。

タブレットを見る女性
柳澤さんが見つけたのは、金融庁が公開している「基礎から学べる金融ガイド」

佐藤さん:へえ~! まずは家計管理とライフプランから始めるんだ。お金の勉強って「いかに投資で儲けるか」とかばっかりかと思ってたけど、「まずは自分の人生を考える」っていう身近なところから始めるものなのね。たしかに! ふむふむ。

髙橋さん:イラストつきでわかりやすいし、あと、なにより、こんなに幅広くお金に関する身近なことをまとめてあるのがすごい! どうしても投資だけとか保険だけとかに偏っちゃうのかなーと思ってたけど、銀行・証券・保険・ローンと、いろんな分野について、金融機関の上手な利用の仕方からトラブルに巻き込まれないために気をつけなきゃいけない点まで、大事な観点をしっかり盛り込んでつくってあるね。これはぜひ家族みんなで読みたい…!

柳澤さん:特に後半には最近被害の多いトラブルが漫画で紹介されていて、「そうだよね、こういうのあるかも!」って思ったよ。トラブルに巻き込まれちゃった場合の相談窓口も書いてあって、一家に一冊必携かも…!? そもそもトラブルに巻き込まれないように、この金融ガイドでよく勉強しなきゃだけど(笑)。

佐藤さん:住宅ローンもそうだし、クレジットカードも、お金を借りるときに気をつけるべきことは、しっかり把握しておきたいよね! お金を借りること自体はもちろん悪いことではないと思うけど、借りすぎちゃってないかとか、定期的に確認するのが大事なんだね。

髙橋さん:最近よく聞く投資も、リスクがあるのが怖くて食わず嫌いしていたけど、長期・積立・分散投資っていう手法を活用すれば、リスクを軽減しながら、リターンを安定させることができるかもしれないんだ…。これはちゃんとメモしておこう…。

●生活に必要な金融の知識と判断力が身につく!「基礎から学べる金融ガイド」とは?

金融ガイド
金融庁が公開している「基礎から学べる金融ガイド」

「基礎から学べる金融ガイド」は、生活に必要な金融の知識や判断力を身に着けてもらうことを目的として金融庁がつくったガイドブックです。家計管理や生活設計、預貯金、投資、保険、ローン、トラブルへの対応方法など、掲載されている内容は、どれもESSE読者のみんなも知っておきたいことばかり。 

例えば、資産形成について興味があるESSE読者には、「株式/債券/投資信託」の章がオススメ。投資の意義から始まり、株式・債券・投資信託の違いや、投資に伴うリスクとは何か、長期・積立・分散投資の意義、投資を始める際の準備や留意点、そして最近話題のNISAまで、知りたい情報がわかりやすく記載されています。

金融に関する知識や判断力(金融リテラシー)を身につけることは、経済的に自立した、安心で豊かな生活を送るためにとても重要。「基礎から学べる金融ガイド」には、このために必要な情報がしっかり盛り込まれています。

「基礎から学べる金融ガイド」は、金融庁のトップページにある右上の検索窓に「基礎から学べる金融ガイド」と入力して検索し、「基礎から学べる - 金融庁」をクリックすると、PDFデータで閲覧できます。

 読者も感動の「基礎から学べる金融ガイド」をさっそくチェック!

親子でお金の話をするきっかけは、まさかの!「うんこ」だった?

うんこお金ドリルを見て笑う女性

髙橋さん:そういえば、お金を楽しく学ぶといえばね、うちの子どもがこういうのを学校からもらってきたんだけど…。

佐藤さん:わ、うんこドリルじゃないの!! うちの子、大好きなのよ~。

髙橋さん:お金の使い方や社会でお金がどうめぐるかを勉強できるドリルみたいなんだけど…私が間違ったらどうしよう…なんて思いながらこっそり読んじゃったよ! おもしろくない?

うんこお金ドリル生活編
うんこお金ドリル生活編より

佐藤さん:こたえの選択肢も、ふふっと笑っちゃうの。これは夢中になっちゃうね~。ていうか、意外と難しくない!?

柳澤さん:あれ? この「うんこお金ドリル」、「金融庁」って書いてあるよ!

佐藤さん:えー!! これも金融庁なの!? こんなコラボするなんて意外!

柳澤さん:これ、よく見ると、友達とのお金の貸し借りとか、子どもに教えたいお金の話がうまくクイズになってるんだね~。これからうちの子は小学生の高学年になって、お金を持って友達と遊ぶ機会も増えてくるだろうから、こうやって楽しく学んで、上手にお金を使ってほしいなぁ。

髙橋さん:大切だけど難しく感じちゃうお金の話だからこそ、こんな風に学び始めるハードルを下げてくれるのはいいかも!

柳澤さん:やっぱり学んでいくことって大事なんだなぁ、大人も子どももね!

●大人たちも思わず夢中に!「うんこお金ドリル」とは?

表紙2
文響社の人気シリーズ「うんこドリル」とコラボして制作されたのが「うんこお金ドリル」

「子どもにお金の大切さについて教えたい」と思っても、なにから始めていいのかわからない…。そんな悩みを持つESSE読者におすすめなのが、文響社の協力のもと、金融庁が制作した「うんこお金ドリル」(うんこドリル×金融庁)です。

子どもたちの間で大人気の「うんこドリル(※)」と連携したコンテンツで、クイズ形式なので、問題を出しあいながら子どもと一緒にお金について学ぶことができます。回答の選択肢には思わずクスッと笑ってしまう、うんこネタが必ず登場。さらに、うんこ先生からの教えを読めば、お金の知識を楽しく自然に学べるようになっています。

「うんこお金ドリル」は、日々のお金の使い方などをテーマにした「生活編」と、お金が社会の中でどうめぐるのかをテーマにした「経済編」の二つ。

問題によっては正解が複数あるので、「自分だったらこうする」「なんでそれにしたの?」など、親子で話しながら読み進めるうちに、「お金にはいろんな考え方がある」という学びにもつながります。

「うんこお金ドリル」は、現在、オンラインコンテンツとして公開されているので、金融庁のホームページにアクセスを。

金融庁のトップページにある右上の検索窓に「うんこお金ドリル」と入力して検索し、「うんこドリル×金融庁」のページに飛ぶと、オンライン上で楽しめる他、PDFデータでダウンロードできます。

※ 「うんこドリル」とは、株式会社文響社が出版する、うんこをモチーフとしたかわいらしいキャラクターを用いてつくられた学習ドリルのことです。

クスッと笑える「うんこドリル×金融庁」はこちら

資産形成についてやさしく教えてくれる、ワニのキャラクターにキュン!

スマホを見る女性たち
いつのまにかお金の情報収集がとても楽しくなっている3人

佐藤さん:そういえば、最初に言ってた、「つみたてワニーサ」ってキャラクターが気になってるんだけど…。

柳澤さん:あ、そうそう、その話したかったの(笑)。かわいいなと思っていろいろ調べていたら、このキャラの公式Xがあってね。

髙橋さん:ほんとだ、「右肩上がりに成長していく不思議なしっぽをもつ公式キャラクター『つみたてワニーサ』が、NISAや資産形成に関する情報をわかりやすく発信」してくれるんだって! 金融庁、こんなこともやってるんだ! なんだかいろいろやってるんだね~。

ワニーサセット
愛らしい「つみたてワニーサ」が登場!

佐藤さん:「こんにちワニーサ」って、挨拶からしてもうかわいいんだけど!

柳澤さん:どんなことつぶやいているのかな~。ふむふむ、「『NISAに興味はあるけど、投資は難しそう』という人は、まずは投資信託の購入を検討してみるのがいいかも♪ 投資信託は、株式や債券などに少額から分散投資できるから、初心者でも始めやすいんだ~」だって。私じゃん!!

髙橋さん:ほかにもワニーサグッズのキャンペーンをしたり、謎にワニの豆知識もつぶやいていておもしろい(笑)。私もフォローしてみようかな~。これなら、電車とかでXのタイムラインを眺めているうちに自然と資産形成の知識が身に着いちゃうかも!

佐藤さん:そうだね。自分自身がお金について学ぶためにも、そして子どもに正しい知識を教えるためにも、金融庁の情報発信は要チェックだね!

●資産形成についての情報を発信してくれるキャラクター「つみたてワニーサ」って?

ワニーサ紹介
「つみたてワニーサ」は、NISAでの投資と資産形成を応援する金融庁公式キャラクター。その公式Xでは、NISAや資産形成にまつわるさまざまな情報を発信中

「つみたてワニーサ」は、平成30年に始まった「つみたてNISA」普及推進のため、一般公募・一般投票により誕生した金融庁の公式キャラクターです。名前の由来は、「積立は、NISA(つみたてワニーサ)」から。新しいNISAになった令和6年以降も、引き続きNISAでの資産形成を応援しています。そして、もう1つ注目してほしいのは、ワニーサの背中! ワニーサのお友達の「つみピー」(青色)と「たてピー」(黄色)がいるんです。

そんなワニーサは、なんと公式Xも存在。NISAや金融の知識はもちろん、ワニーサグッズのキャンペーンやNISAに関するイベント情報、そして思わず人に教えたくなるワニの雑学まで、いろんな情報を発信しています。

 NISAや資産形成の情報を発信する「つみたてワニーサ」のXをチェック

お金に関する知識や判断力を身に着けることは、経済的に自立し、安心かつ豊かな生活を送るために、とても重要です。金融庁の教材や情報発信を活用して、皆さん自身や子どもの金融リテラシーを磨いてみませんか?

金融庁の取組みについてもっと詳しく!

提供/金融庁

※ 個人の家計・資産状況に関する話題のため、プライバシーに配慮し一部フィクションを交えて構成しております