お出かけ気分いっぱいの春、おトクに旅するなら”おまけ”や”お楽しみ”がついてくる宿を選びたいもの。「とっておきのおトク」があるホテルを、東京と京都、札幌からご紹介します。レポートしてくれたのは、旅行ジャーナリストの小野アムスデン道子さんです。

今回紹介したホテルからは取材協力をしていただきました

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浅草芸者の踊りや能をタダで。ラウンジでも浅草気分が味わえる

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なかなか本格的な芸者踊りや能を観る機会はないと思いますが、ホテルのレストランで気軽に楽しめるのが「浅草ビューホテル アネックス 六区」。つくばエクスプレス浅草駅より徒歩2分、東京メトロ田原町駅より徒歩8分で、かつて娯楽の中心地だった浅草六区にちなんだ場所にあります。

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一階にあるレストラン「ブロードウェイ 六区」では、舞台イベント開催日にはディナーと合わせて、浅草芸者の踊り、能、無声映画と活弁の掛け合いといった伝統的な芸能を楽しめます(宿泊者はワンドリンクを頼めば無料、外来は3000円~)。

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また、宿泊者限定の「プレミアムラウンジ」では、舟和の「あんこ玉」や「芋ようかん」などの浅草銘菓とソフトドリンクが無料提供されています。

ホテルがそのままミュージアムに!?アートざんまいで過ごす

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汐留駅から徒歩1分の「パークホテル東京」は、まるで美術館に滞在しているような体験ができるホテル。丸ごとアート作品の部屋や、ホテル全体に散りばめられたアート作品を楽しめます。館内のアートは、その数全400点!

吹き抜けの開放的な25階アトリウムは、大きな窓からの絶景と日本の現代アートを中心とした展示が楽しめます。同階の宿泊者専用ラウンジでは、ソフトドリンクが無料。

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宿泊者以外でも見て回れるのが、全客室フロアの回廊に展示されたアート作品の数々。また、アーティストがホテルに泊まって、部屋ごと作品としてつくり上げた「アーティストルーム」が39室あります。

宿泊できる部屋は選べませんが、どの部屋もアーティストの個性があふれていて、思い出になる滞在に。

スタッフが抹茶を点ててくれるお茶ホテル

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お茶をテーマにしたホテルが「ホテル1899東京」では、茶釜もあるティーカウンターで、スタッフが宿泊者に抹茶や煎茶、季節のお茶を出してくれます。新橋駅から徒歩10分、御成門駅から徒歩6分など、全4駅が徒歩圏で東京タワーにも歩いていけます。

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茶屋をイメージした落ち着いた雰囲気の客室には、急須・湯のみ・4種の日本茶が用意されています。バスタイムは、保湿成分のカテキン・コラーゲン・ビタミンCを配合した緑茶の香りがするバスアメニティでリラックス。

ホテルの一階の日本茶カフェ「CHAYA 1899 TOKYO」のお茶ソーセージという珍しいメニューや、抹茶パンあんバターや酒茶ケーキ、お茶パフェなどもおすすめ。