美容の悩みが増える大人世代が大切にしたいのは“清潔感”。「たとえば、シミを隠そうと厚塗りをして、それが崩れていたら清潔感があるとは言えません。素肌っぽく見えるメイクを研究するなど、メイクのアップデートを忘れないことが大切です」と話すのは、大人の女性を美しく変身させる技をもつメイクアップアーティスト・化け子さん。好感度のカギとなる、清潔感がアップするスキンケアとベースメイクの方法を教えてもらいます。

清潔感ベースメイク完成
洗う・うるおす・薄く重ねるで、清潔感がつくれます
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「洗う・うるおす」は清潔感のベース

清潔感のある肌とは、透明感のあるツヤ肌のこと。洗う&うるおすのケアでコンディションを整えて。

●洗う:汚れを落とすことがツヤ肌づくりの第一歩

メイク落としをしている人
メイク落としは素早く!

(1) メイクは短時間でしっかり落とす

メイクが落ちていないと、くすみや肌トラブルの原因に。クレンジングは洗浄力が高いものを選び、30秒以内に肌に素早くなじませて。短時間で落として肌負担もミニマムに。

ミュオクレンジングオイル
ミュオクレンジングオイル 170ml 880円〈価格は編集部調べ〉(クラシエ)

保湿成分たっぷり。うるおいを残しながらメイクをしっかりオフ。

洗顔料を手のひらに出している人

(2) 肌に優しい洗顔料で洗う

ゆらぎがちな大人の肌には、アミノ酸系洗浄成分の洗顔料がおすすめ。肌摩擦を起こさないためにも、たっぷりの泡で洗って。泡で出るタイプだと時短になります。

カウブランド 無添加泡の洗顔料
カウブランド 無添加泡の洗顔料 160ml 748円(牛乳石鹸共進社)

刺激が少ないアミノ酸系洗浄成分を配合。押すだけで濃密泡が出るポンプタイプ。

顔をすすぐ人

(3) すすぎは洗顔の倍の時間をかけて

洗浄剤を落としきれていないと肌トラブルの原因に。皮脂を奪いすぎないよう、少し冷たく感じるぬるま湯で洗顔の倍の時間をかけてすすいで。生え際やあごはすすぎ残しやすいので丁寧に。

●うるおす:化粧水はたっぷり念入りに!うるおい満タンを目指す

化粧水を手のひらに出している人
化粧水は手のひらで温めて

(1) 化粧水を手にとり軽く温める

洗顔後は肌の蒸散が進むので、時間をおかずに素早く保湿を。化粧水を手にとったら、手のひらを合わせるようにして人肌程度に温めると、浸透がよくなりおすすめです。

ジュレリッチ リュール モイストローションIII
ジュレリッチ リュール モイストローションIII 120ml 5390円(全薬工業)

大人の肌を考えた低刺激処方。肌をいたわりながら高い保湿力でツヤ肌に。

(2) 数回に分けて肌に届ける

目のくぼみやシワなどのへこみ部分にも届けるイメージで、ハンドプレスで化粧水をなじませて。1度にたっぷりつけるのではなく、肌の状態を確認しながら丁寧に重ねづけ。(1)、(2)を4回繰り返します。

【ポイント】乾きやすい目元はシワを開いてクリームを塗る

乾燥しやすい目元や口元は、シワを開くようにして塗り込むとシワ予防に。化粧水が乾ききらないうちにフタとなるクリームをつけるのが、うるおいアップのコツ。