準備が面倒と思ってしまうけど楽しんでみたい「ひとり旅」ですが、なにかの「ついで」にすることで、効率よく気分をリフレッシュできるかも。 用事があって訪れた場所で「ひとり旅」の気分を味わっている、ESSEフレンズエディターのメンバーであるkiyo(50代)さんに、その方法と魅力を教えてもらいました。

ハードルが高い「ひとり旅」も「ついで」で気楽に

ひとり旅 画像
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自分のために使える時間が生まれて、独身時代のようにひとり旅に出たいなと思いました。ちょうど山脇りこさんの『50歳からのごきげんひとり旅」を読んだこともあり、私も行くぞー! と考えたものの、ホテルを予約して、交通手段を確保して、旅程を決めて、などなどあらかじめ決めなければいけないことがたくさんあって、なかなか実現できません。

そこで、どこかに仕事やプライベートでの用事があったときの「ついで」に「ひとり旅」を実現しています。宿泊せずとも、日帰りでも気軽に楽しめると思います。

事前の情報収集がカギ

手順としては、だいたい半日か、半日の半分(3~4時間以内)で行きたいところ、行けそうなところの情報を日頃から集めておきます。スマホにメモしたり、ホームページを保存しておいたり。情報源はテレビ、インターネット、雑誌や新聞、書籍などさまざまです。

仕事や用事がすんだ後、帰るまでの時間に余裕があれば、その中から行きたいところを組み合わせて選んで実行です!

博物館、美術館はハードルが低くておすすめ

昨年は東京と大阪で仕事や用事があった「ついで」に、美術館、博物館に行きました。東京ではたったの3時間ほどしかなかったのですが、見たかった「やまと絵」の特別展の時期と重なったので、東京国立博物館に行き四大絵巻をじっくり見てきました。

チケットはインターネットで予約・購入が可能なので、あらかじめ入手しておくと安心です。予約時間を変更できる場合もあります。

やまと絵 チラシ
行きたかった「やまと絵」展に行けて満足! これも事前の情報収集のおかげです

大阪で仕事があったときは、ちょっと足を延ばして京都で1泊。祇園祭の時期だったので夜は山鉾を見に行きました。翌日は半日だけ時間があったので、建物がすばらしくて一度見たいと思っていた京セラ美術館へ。

このときは急だったこともあり展示の下調べをしていなかったのですが、行ってみると大好きな山本容子さんのエッチング、しかも不思議の国のアリスのシリーズの展示があり感激です! こんな偶然の出合いも楽しみです。

京セラ美術館
京セラ美術館の美しい外観にうっとり。急に「行こう!」と決められるのも「ひとり旅」の魅力です

今年は美術館、博物館だけでなく、寺社巡りや身近な四国の旅もしてみたいです。いつ「ついで」のチャンスが訪れてもいいように、アンテナを張り巡らせておきたいと思っています。皆さんも「ついで」に「ひとり旅」、試してみませんか。

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