献立は考え方さえマスターすれば、難しくない! 主菜→副菜の順に決めて、旬の食材をプラスすれば、家族が喜ぶ献立が簡単につくれます。料理家・笠原将弘さんに、「しらす衣の鶏つくね」献立を教えてもらいました。

「しらす衣の鶏つくね」と「クルミゴボウ」
「しらす衣の鶏つくね」と「クルミゴボウ」

あっさりピリ辛「しらす衣の鶏つくね」と「クルミゴボウ」の2品献立

定番のつくねに飽きたら、衣とソースの変化球バージョンで。香ばしい常備菜を添えて。

●【主菜】しらす衣の鶏つくね

うま味倍増のアイデアおかず。ミツバのソースも斬新。

【材料(4人分)】

  • 鶏ひき肉 350g
  • しらす 80g
  • 長ネギ 1/2本
  • 大根 150g
  • ミツバ 1束
  • A[青のり大さじ2 片栗粉大さじ1 塩、砂糖各小さじ1と1/2]
  • サラダ油、酒 各大さじ2
  • バター 20g
  • B[酒、みりん各大さじ2 しょうゆ大さじ1]
  • 一味唐辛子 少し

【つくり方】

(1) 長ネギはみじん切りにする。大根はすりおろす。ミツバは、茎は3㎝長さに切り、葉はざく切りにする。

(2) ボウルにひき肉、Aを入れて練り混ぜる。(1)の長ネギも加えて混ぜ合わせ、ひと口大に丸める。

(3) (2)の表面にしらすをまぶし、小判形に整える。

(4) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(3)の両面を焼く。酒をふってフタをし、弱火で2~3分蒸し焼きにする。

(5) 別のフライパンにバターを中火で溶かし、(1)のミツバの葉と茎を炒める。しんなりしたら(1)の大根おろし、Bを加えてさっと炒め合わせる。器に盛った(4)にかけ、一味唐辛子をふる。

[1人分346kcal]

 

●【副菜】クルミゴボウ

歯ざわりのよさと甘じょっぱい味に箸が止まらない!

【材料(4人分)】

  • ゴボウ 100g
  • クルミ(ローストしたもの) 50g
  • サラダ油 大さじ2
  • A[砂糖大さじ3 酒大さじ2 しょうゆ大さじ1]
  • 粉山椒 少し

【つくり方】

(1) ゴボウは5cm長さのマッチ棒くらいの細切りにし、さっと洗う。

(2) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(1)を炒める。油がなじんだら、取り出して油をきる。クルミは粗く刻む。

(3) フライパンをきれいにしてAを入れ、中火にかける。泡が細かくなってとろっとするまで煮つめたら、(2)を加えて手早くからめ、粉山椒をふる。クッキングシートの上に広げて冷ます。

[1人分193kcal]

 

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本付録は『ESSE』と『ノンストップ!』の連動コーナー「笠原将弘のおかず道場」誌面に掲載した内容に追加・再構成したものです

計量単位は1カップ=200ml、大さじ1=15ml、小さじ1=5mlです

おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう