献立に毎日悩む人も多いのでは? 主菜→副菜の順に決めて、旬の食材をプラスすれば、家族が喜ぶ献立が簡単につくれます。フレッシュな新タマネギを使った季節限定の親子丼。クレソンのスープで春のほろ苦さを味わいましょう。料理家・笠原将弘さんが指南!
【主菜】旬の野菜で「たまたま丼」献立
甘味たっぷりの新タマネギとふわふわ卵が優しい味わい。
【材料(4人分)】
- 鶏胸肉 300g
- 新タマネギ 2個
- ミツバ 5本
- 塩 適量
- 水 2と1/2カップ
- A[薄口しょうゆ、みりん 各大さじ2]
- B[片栗粉、水 各大さじ1]
- 溶き卵 4個分
- 温かいご飯 どんぶり4杯分
【つくり方】
(1) タマネギは半分に切り、繊維を断ち切るように横に1cm幅に切る。ミツバは3cm長さに切る。
(2) 鶏肉は皮を除いて1cm厚さ、ひと口大のそぎ切りにし、塩少しを全体にふる。
(3) フライパンに分量の水を沸かし、(1)のタマネギをさっとゆで、ザルに上げて(ゆで汁は残しておく)熱いうちに塩少しをふる。
(4) (3)のゆで汁に(2)を加え、ごく弱火にして10分ほどゆでる。アクを取り、鶏肉を取り出す。
(5) (4)のゆで汁にAを加えてひと煮立ちさせ、Bの水溶き片栗粉でとろみをつける。溶き卵を回し入れ、ふんわりしたら火を止める。どんぶりにご飯を盛って(3)のタマネギ、(4)の鶏肉をのせ、溶き卵あんをかけて(1)のミツバを散らす。
[1人分573kcal]【副菜】クレソンと豆腐のスープ
ピリッとした辛味が広がる旬の味。まん丸豆腐がインパクト大。
【材料(4人分)】
- クレソン 1束
- 豆腐(木綿) 1丁
- A[だし汁 3カップ 薄口しょうゆ、みりん 各大さじ2]
- ゴマ油 小さじ1
- 塩 少し
【つくり方】
(1) クレソンは葉と茎に分け、茎は斜め薄切りにする。
(2) 鍋にAを入れて煮立たせ、(1)のクレソンの茎を加えて弱火で2~3分煮る。
(3) 豆腐をお玉でざっくりすくって(2)に加え、温まるまで煮る。(1)のクレソンの葉を加えてさっと煮たら、ゴマ油をたらし、塩で味をととのえる。
[1人分101kcal]笠原将弘さんの新しいレシピ本『笠原将弘の献立の極み70 』(別冊エッセ)は5月29日発売です。
笠原将弘の献立の極み70 (別冊エッセ)
本記事は『ESSE』と『ノンストップ!』の連動コーナー「笠原将弘のおかず道場」誌面に掲載した内容に追加・再構成したものです
計量単位は1カップ=200ml、大さじ1=15ml、小さじ1=5ml、1合=180mlです