大の漫画好きとしても知られるTHE ALFEEのリーダー・高見沢俊彦さん。ここでは、そんな高見沢さんが今イチオシの漫画を紹介! 今回は、文豪・夏目漱石の知られざる一面を楽しめる『先生と僕』です。

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文豪のお堅いイメージを一新!『先生と僕』

先生と僕』香日ゆら/著 KADOKAWA刊 全4巻

文豪・夏目漱石の史実を基にした4コマ漫画。お堅いイメージのある漱石だが、多くの友人や門下生に慕われており、じつはとてもチャーミングな人物だった!? 漱石の新たな一面が楽しめる1冊。

先生と僕 1‐夏目漱石を囲む人々‐ (MFコミックス フラッパーシリーズ)

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意外にお茶目な文豪の一面を垣間見られる

文豪と言って、真っ先に浮かぶのが明治・大正に活躍した作家のお歴々。父が教育者だったので、家にはそういった類いの本が沢山ありました。物心ついて、本棚から面白そうな本を取っては自分なりに慣れ親しんでいましたが、中でも『吾輩は猫である』や『坊っちゃん』など、夏目漱石の小説は子供でも分かりやすかったと思います。

今月はそんな夏目漱石の日常を4コマ漫画で描いた作品で、知られざる文豪の一面を垣間見ることが出来ます。門下生との丁々発止など、大変興味深く全巻読破しました。今まで文豪って少々堅苦しい人物像を勝手にイメージしていましたが、意外にお茶目なんですね。

文豪と言えば、母校明治学院の先輩に島崎藤村がいます。校歌も氏によるものですが一般的な校歌と違い1番しかなく相当長い。これを以前ロック調にアレンジしてTHE ALFEEでCD音源化した事があります。さて、御本人が聞いたら困惑するか喜ばれるか……どっちかな?

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