ボールペン、ハサミ、のり、ふせんなど、ワークスペースで使うこまごました文房具は収納に悩むもの。引き出し内に整理、ペンケースにしまうなど方法はいろいろありますが、必要なものが見やすく、取り出しやすいブック型文房具収納ケースを自作するという手もあります!

100円グッズで簡単DIYしてつくったケースを活用中の川根礼子さんに、そのつくり方を教えていただきました。川根さんは整理収納アドバイザーなど数多くの資格をもつ、まさに整理収納のプロです。

100円グッズで簡単DIYしてつくったケース
文房具を目隠し&一覧性をアップする収納ケース
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100円グッズで簡単DIY! パーフェクトな文房具収納ケース

川根さんの文房具収納ケースの材料は、100円ショップで手に入るものばかり。しかも、ほとんど自宅にある余りものなどで大丈夫です。
見た目は市販の仕切りスタンドなので、書類などを入れているほかのスタンドと並べてもなじみ、違和感がありません。

●ブック型文房具収納のつくり方

ブック型文房具収納
クラフト仕切りスタンド

【材料】

・クラフト仕切りスタンド
・マグネットボード(シートでもOK)
・小物収納に使う薄型ケース
・マグネット
・クリアファイル
※ケースやマグネット、クリアファイルは自宅にあるものでOKです!

【つくり方】

(1)仕切りスタンドの底部分の1辺をカッターで切り開きます。次にブック型に開き、内側の広い2面にマグネットボードをはりつけます。

薄型ケースの裏にマグネットをはりつける

(2)薄型ケースの裏にマグネットをはりつけます。これでマグネットボードに薄型ケースがピタッとくっつく仕組みに。

クリアファイルの裏にもマグネットをはりつける

(3)クリアファイルの裏にもマグネットをはりつけ、右側のマグネットボードにくっつけて完成です。

フックと仕切りスタンドでアレンジ

(4)もし自宅に余っているフックと仕切りスタンドがあるなら、ここからさらに使いやすくアレンジ。

「背表紙の裏になる部分にフックを、クリアファイルの手前にマグネットつき仕切りをはりつけます。使い勝手をより高めるためのものなので、なくてもまったく問題ありません」

入れるものによって位置を変えることができる

「私は右側のクリアファイルにちょっとした書類とメモを収納。フックとマグネット仕切りをつけているおかげで紙がペラっと落ちてきたりメモが倒れることがなくストレスフリーです。左側にはペンやふせんを。マグネットでケースをつけているから、入れるものによって位置を変えることができてとても便利です」

仕事中は開いてパソコンの横に置いておきく

仕事中は開いてパソコンの横に置いておき、いつでも必要なものを取り出せるように。しまうのもラクなので、出しっぱなしでデスクが散らかることもありません。

使い終わったらブックを閉じてスタンドが並んでいる場所へ戻す

使い終わったら、ブックを閉じてスタンドが並んでいる場所へ戻すだけ。見た目もすっきりです。

100円グッズでできる、簡単で手軽な収納DIYをご紹介しました。ワークスペースをすっきりさせたい人はぜひ真似してみてくださいね。