物価高が続く昨今、お金を増やす方向に意識が向いている人も多いのではないでしょうか。そんな中、今年1月からスタートする「新NISA」。実際どうなの? ESSEの新しい読者組織「ESSEフレンズエディター」のメンバーで、ファイナンシャルプランナー2級の資格をもつりっこさんが、2023年に終了した旧「つみたてNISA」を約3年継続してみた結果を紹介します。

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旧「つみたてNISA」を続けて約3年の投資成績。4万円以上が非課税に

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2024年に新NISAがスタート。これを機に投資を始める方も多いと思います。

私は2023年で終了となった「つみたてNISA」を約3年続けてきました。つみたてNISAは終了となりましたが、2024年からの新NISA「つみたて投資枠」で積立投資を続ける予定です。

●ほったらかし投資で20万円超の利益が

2024年から始まった、新NISA。ESSEonlineのこちらの記事でも、初心者には積立投資がオススメと書かれていました。

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私は、「つみたてNISA」で、約3万3000円を毎月積み立ててきました。結果として、3年で20万円以上の利益が出ています。

一般的な投資なら、利益や配当金から約20%の税金が引かれますが、NISAは非課税。もし現時点で投資信託を売却したら、約4万6000円の税金が非課税になる計算です。

気になる積立投資の結果。ほったらかしでも利益が出た

では、私のこれまでの積立投資の結果の一部を詳しくみていきましょう。

●約90%は先進国の株式に投資で25%の利益

旧「つみたてNISA」(2024年からは「NISAつみたて投資枠」)では、指定の投資信託の中から選べます。私は、約90%を先進国の株式に投資する投資信託を選びました。

先進国

上のグラフでは、赤の点線より下だと損をしている状態。こちらの投資信託では、ここまでずっと利益が出ている状態だったのがわかります。約25%の利益になりました。