最近、疲れが取れないと感じてる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなときにぴったりなのが、たった1杯に栄養がつまった「健康みそ汁」です。ここでは、イシハラクリニック副院長・石原新菜さん監修、岩﨑啓子さんの“疲れ”を撃退するみそ汁レシピを2つご紹介します。
岩崎啓子さんの「崎」は、正しくは「たつさき」です
“疲れ”にぴったりな「健康みそ汁」
疲労感が出るのは代謝が悪く、炭水化物や脂肪などを効率よくエネルギーとして利用できないとき。エネルギー代謝にはビタミンB1、B2、B6といったビタミンB群が必要です。
●豚肉とキャベツのニンニク酢みそ汁
すべての画像を見る(全2枚)豚肉のビタミンB1、ニンニク、酢のパワーが疲労を回復!
【材料(2人分)】
- 豚薄切り肉 120g
- キャベツ 大2枚
- ニンニク(薄切り) 4枚
- 酢、オリーブオイル 各小さじ2
- だし汁 2カップ
- みそ 大さじ1
【つくり方】
(1) 豚肉はひと口大に切り、キャベツは大きめの角切りにする。
(2) 鍋にオリーブオイル、ニンニクを入れ、中火にかけて炒める。香りが立ったらだし汁を入れ、煮立ったら(1)を加えてフタをして豚肉に火がとおるまで煮る。
(3) みそを溶き入れ、ひと煮立したら火を止める。
(4) 器に(3)を盛り、酢を加える。
[1人分208kcal]
●鶏胸肉とチンゲンサイのみそ汁
鶏胸肉から疲労回復成分イミダペプチドをたっぷりとって。
【材料(2人分)】
- 鶏胸肉 150g
- チンゲンサイ 1株
- だし汁 2カップ
- みそ 大さじ1
【つくり方】
(1) 鶏肉はひと口大に切る。チンゲンサイは1枚ずつはがして3cm長さに切る。
(2) 鍋にだし汁、(1)の鶏肉を入れて中火にかけ、煮立ったらチンゲンサイを加え、フタをして弱火で7~8分煮る。
(3) みそを溶き入れ、ひと煮立ちしたら火を止める。
[1人分134kcal]
『医者と考えた100歳みそ汁』(扶桑社刊)では、 みそ汁がいかに健康にとって優れているかを医師の石原新菜さんが豊富なデータとともに解説。さらに、気になる不調を予防・改善できる「体調別みそ汁」、ダイエットにも活用できる「タンパク質たっぷりなおかずみそ汁」など、飽きずに取り入れられる具だくさんみそ汁を紹介しています。