暮らしに役立つアイテムが勢ぞろいの無印良品。なにを買うか迷いがちですが、うまく活用すれば暮らしがぐっとラクになります。
今回はライフオーガナイザーの高田舞子さんにオススメのキッチンアイテムを教えてもらいました。
無印良品のシリコンスプーンは料理の必需品です!
わが家のキッチンには無印良品のグッズがいっぱい。ひとつひとつ紹介していきたいと思います。
●ファイルボックス
すべての画像を見る(全9枚)皆さんのキッチンにもこんなスペースはありませんか? キッチンのコンロ奥側の壁コーナーにありがちな一時置きスペース。
野菜や箱買いしたインスタント麺やジュースなど、ものの置き場所ができて便利ですよね。でも、見た目がちょっといまいち、それに収納力のわりに場所をとるからしっくりきていませんでした。
そこで、導入したのが定番のファイルボックス。
ハーフタイプ(高さが通常の半分のもの)とフタを初めて購入! このアイテムたちがどうなったかというと…
キャスターつき収納ボックスとなりました! ファイルボックスのフタは受け皿のように使い、キャスターをつける穴もついています。ですので、写真のように動くファイルボックスがつくれるんです。
収納量も大幅にアップ、箱買いのジュースやストックなどもここに入ります。子どものお菓子ボックスも100均のものからファイルケース半透明にチェンジ。デザインがそろってスッキリすると同時に、子どもにもわかりやすい収納になりました。
小さなアイテムでも組み合わせれば家具のような働きをしてくれます。これなら、使わなくなったらバラバラにしてほかの使い方もできるし、ラックなどを買うよりもオススメです。
●シリコンのスパチュラとスプーン
シリコンのキッチンツール、スパチュラとスプーンは毎日大活躍! 買って大正解アイテムのひとつ。
いつも苦戦していたハンバーグの返し。プラスチックやステンレスなどツールの素材やデザインを変えてみたりしましたが、どれも裏返す際は崩れがちでなかなか思うようになりませんでした。
それが、これを使い始めてからハンバーグの失敗はなくなりました。シリコンなので、ネタのやわらかさに柔軟に対応してくれるのか、その重さのバランスもうまくとれるのか、なじんでくれるのです。
スプーンもシリコン製なので、トマト煮込みなどとろみのついた料理をすくいやすい。大豆なども豆をつぶすことなくすくえます。
カレーの日は最後まですくえて、鍋を洗う際もラクチンです。
●ポリプロピレン整理ボックス
毎日使うキッチンツールやカトラリー、私は引き出しの中にしまいたい派。その際、システムキッチンや食器棚に備えつけてある仕切りありきのケースは使いません。
どこになにを収めたらいいか、心地のいい収納方法は変動する可能性があるからです。
私が愛用しているのはこちらのポリプロピレン整理ボックス。
素材別でアイテムを分け、それぞれをボックス収納しています。
そうすることで、配置や仕組みを変えたい場合はボックスごと入れ替えればOKに。
丸洗いしやすいうえ、汚れたものだけ洗えるから手入れもしやすいです。
●竹箸
料理に不可欠と思い込んでいた菜箸。揚げ物や炒め物は長い菜箸だからこそうまくいくと思い込んでいましたが、焦げたりいつの間にやら本数が奇数になっていたり曲がって使いにくくなったり。
その長さゆえカトラリーケースからはみ出たりと不満なところもありました。
そこで思いきってすべて手放すことに。今愛用しているのはこちら無印良品の竹箸。10膳セットで450円です。
複数セットなので、どれかがくたびれても大丈夫。目を閉じてパっと手に掴んでも必ず対になります。
一般的な菜箸よりは短いですが、揚げ物も炒め物もまったく問題がありません。揚げ物だから長い菜箸、あえものだからこっちの箸、などの持ち替えもないのでらくチン。
しかも、スッキリとボックスに収まります。見た目も使い勝手もストレスフリーになりました。
●ワイヤークリップ
つり戸棚のないキッチンですと、ものをつり下げられる箇所がありません。でも唯一可能なのが換気扇フード。
そこで、ステンレスのワイヤークリップで、キッチン手袋やダスターをつり下げ乾燥しています。
挟めて引っかけられて便利なうえ、存在感がスタイリッシュなステンレスクリップ、重宝しています。
廃番が少なく、使い勝手がよければ買いたしがしやすいのが無印良品のいいところです。