さまざまな年中行事や風物詩。みなさんはその意味や歴史をご存知でしょうか?

ここでは、2024年に放送55周年を迎えるアニメ「サザエさん」のキャラクターたちと一緒に年中行事や風物詩の意味を学ぶことができる『サザエさんカレンダーブック2024』より、冬の年中行事や風物詩をご紹介します。

意外と知らない!?冬の年中行事をサザエさんと学ぶ

年末年始でなにかと忙しくなる12月~1月。この時季の年中行事や風物詩にも、さまざまな意味があるんです。

●12月の行事や風物詩の意味

・冬至

©長谷川町子美術館
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一年のなかでいちばん昼が短く、太陽の光が弱まる日です。この日にユズを浮かべたゆず湯につかったり、栄養たっぷりのカボチャを煮物にして食べると、風邪をひかないと言われています。

・すすはらい(12月13日)

©長谷川町子美術館
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大掃除のことで、囲炉裏を使っていた頃は家の中にすす(煙や炎から出た黒い粉)がついていたため、それを払ってきれいにしていたことから「すす払い」と呼ばれるようになりました。年神(としがみ)さまをむかえるために、一年の間にたまったすすをはらって家じゅうをきれいに掃除します。いつもは掃除しないところもきれいに磨き上げましょう。

●1月の行事や風物詩の意味

・七草(1月7日)

お正月で疲れた胃腸を、七草がゆで休めます。七種類の薬草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)が入ったおかゆを食べると、その一年は病気をしないといいます。

・大寒(1月20日)

大寒
©長谷川町子美術館

一年のうちでもっとも寒さが厳しくなるときで、雪が降ることも多いです。外に出るときは、風邪をひかないように、しっかり厚着して。磯野家でもみんながこたつから動けなくなったりします。

放送55周年!おなじみのキャラクターたちと1年を過ごせる『サザエさんカレンダーブック2024』

1969年(昭和44)年に放送がスタートしたアニメ『サザエさん』。今も変わらず毎週日曜日に放送しており、2024年に放送55周年を迎えます。そんな記念すべき年をサザエさん一家と一緒に過ごせる『サザエさんカレンダーブック2024』が現在発売中です。

● 月の行事や季節の風物詩を紹介

7月
©長谷川町子美術館

日本の季節の移ろいやさまざまな行事など、いつの時代も大切にしたいことを描いている『サザエさん』。今回のカレンダーでも、その月の行事や季節の風物詩を紹介しています。行事の起源や意味など、知っておくと毎日がさらに楽しくなること間違いなしです。

●12か月の絵柄は、すべて描きおろし!

カレンダー中面
©長谷川町子美術館

イラストは、なんと12か月分すべてカレンダーのための描き下ろし! 冬にはクリスマスやスキー、夏にはキャンプやお祭りといったように、その月ごとの行事を楽しむサザエさん一家のイラストが、心を和ませてくれます。

©長谷川町子美術館
©長谷川町子美術館

カレンダーのサイズは、使いやすいA4判。

四季折々の出来事をサザエさんたちと一緒に楽しめる『サザエさんカレンダーブック2024』、ぜひチェックしてみてくださいね。

アニメ『サザエさん』放送55周年記念ブック サザエさんカレンダーブック2024 (扶桑社ムック)

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