コロナ禍を経て、気持ちが外に向いてきた今だからこそ、ESSEはあらためて“家のあり方”を考えます。なかでも収納は、働き方やライフステージが変化しても、家を心地いい場所にするために欠かせないもの。そんな思いから「ESSE収納グランプリ」をスタート。年齢も、家族の形も違う、それぞれの家庭がたどりついた「収納の正解」には、取り入れられるヒントがきっとあるはずです。ここでは、ESSE収納グランプリで時産賞を受賞した松井愛子さん(「時産」とは、家事の時短などによって時間をつくり、生活の充実のために使うこと)の収納を紹介します。
ダイニングに個別ロッカーをつくって散らかりを防止
すべての画像を見る(全8枚)家族が集まるダイニングの棚を“個別ロッカー”と決め、置きっぱなしにしがちなランドセルや文房具をイン。
「出し入れしやすい場所なので、子どもも自分で片づけるように」
ホウキとチリトリをつるして小掃除ができるように
汚れが気になったときにさっと手に取れるように、ダイニングの壁にホウキとチリトリをつるして収納。
「頻繁に通る動線上に置けば、掃除がおっくうになりません」
手放すクセをつけ手元に残す本の量を一定化
本は「ロッカーの左半分まで」と決め、一定量をキープ。
「読み終えたものはメルカリで手放します。どうしても読みたくなったら電子書籍で読めばいい、と割りきることに」
●紙もの収納テクニック
学校の書類や説明書などの紙ものは写真にしてグーグルキープに保存。
「子どもの名前などでタグづけすれば検索性もアップ」