収納やインテリアにおいて、暮らしがより楽しく、ラクになる工夫を重ねている人を表彰する「ESSE収納グランプリ」。その受賞者の皆さんのおうちを大公開! それぞれの収納や暮らしの“正解”を見つけるカギがきっとあるはず。今回は、準グランプリを受賞したHatsuさんの「“魅せる”収納」の工夫をご紹介します。受賞の決め手について、審査員でもある整理収納アドバイザーでエッセイストの柳沢小実さんからのコメントもあわせて紹介。
固定観念を手放して「見せる=魅せる」収納に
ワーキングマザーとして高校生と小学生を育てるHatsuさんは、築38年の中古住宅をアレンジしながら暮らしています。
クローゼットや靴箱は、ディスプレーするように収納。洗面所の小物や思い出の作品など、使うもの、好きなものは飾るようにすれば、家じゅうがワクワクする空間に。
●クローゼットの扉を外してショップのようにディスプレー
すべての画像を見る(全7枚)クローゼットがまるでおしゃれなショップのよう。
「毎日お店で好きな服を選ぶように、その日着る服を選びます。着ない服は定期的に処分して、もっているのはお気に入りだけに」
●家族のクローゼットもショップ化
それぞれの個室にある家族のクローゼットも、すべてオープン。「片づけが苦手な娘も、扉を外したことできちんと戻せるようになりました。バッグはすべてかけられるようにフックを設置」
靴は1段4足と割りきってショーケースをイメージ
ガラスの飾り棚を、玄関の靴箱に。
「よく履くものだけ、1段4足と決めて並べています。扉も外して出し入れしやすく、通気性も確保。季節外のものは、各自のクローゼットにしまいます」
柳沢さんも「ものが少なく機能性も抜群なのに、インテリアには遊び心がある、そのバランスが秀逸です」と絶賛。