収納やインテリアにおいて、暮らしがより楽しく、ラクになる工夫を重ねている人を表彰する「ESSE収納グランプリ」。その受賞者の皆さんのおうちを大公開! それぞれの収納や暮らしの“正解”を見つけるカギがきっとあるはず。今回は、準グランプリを受賞したHatsuさんの「見せる収納」の工夫をご紹介します。受賞の決め手について、審査員でもある整理収納アドバイザーでエッセイストの柳沢小実さんからのコメントもあわせて紹介。
型にはまらない「収納アイデア」で、自分も家族も過ごしやすく
すべての画像を見る(全6枚)「ESSE収納グランプリ」準グランプリを受賞したHatsuさん。収納を何度も見直して手に入れた、心地のよい家が印象的です。
●心地よさを求めて見直しを続けています
ワーキングマザーとして高校生と小学生を育てるHatsuさんの自宅は、オリジナリティあふれるおしゃれな空間でありながら、使いやすく機能的。
「築38年の中古住宅を、アレンジしながら暮らしています。当初は収納がたくさんありましたが、かえってものをしまい込みがちになると気づいて取り払ったり、扉を外したり。ワンアクションで出し入れできるようにしたら、家事をひとりで抱え込まずにすむようになりました。収納は“散らかりそう”と思ったら見直しどき。みんながすぐに戻しやすい方法を考えます」
収納場所をナンバリングしたり、“稼働率100%”を収納の合言葉にするなど、だれもがわかりやすく動ける工夫はマネしやすく、審査員から高評価でした。