収納やインテリアにおいて、暮らしがより楽しく、ラクになる工夫を重ねている人を表彰する「ESSE収納グランプリ」。その受賞者の皆さんのおうちを大公開! それぞれの収納や暮らしの“正解”を見つけるカギがきっとあるはず。今回は、グランプリを受賞したKさんの「今あるものを生かす収納の工夫」をご紹介します。受賞の決め手について、審査員でもある整理収納アドバイザーのEmiさんからのコメントもあわせて紹介。
自分の理想をイメージしてDIYにも挑戦!
4人で暮らしていたマンションから戸建てに引っ越し、夫と2人暮らしをしているというKさん。使わなくなった家具や収納グッズも捨てるのではなく、別の使い道を考えるそう。
●自分の理想をイメージしてDIYにも挑戦!
すべての画像を見る(全8枚)→見た目だけでなく使い勝手も抜群に
得意のDIYで、家具をリメイクしてテレビ台を作製。「子どもが使ったテーブルの天板に、使わなくなった丸イスの脚を組み合わせました。廃材ですが上手につくれて気に入っています」
【Emiさんのコメント「考え方も飾り方もKさんらしさを感じます」】
買う方が絶対ラクなのにあえて自作して、うまくインテリアになじんでいるのが、素直にすごい! と感心しました。
収納グッズは柔軟に使いまわす
→家からムダがでなくなった!
収納用品を購入することは少ないというKさん。洗面所の棚も、以前はリビングで使っていた無印良品のもの。「なにか必要なとき、別のなにかが使えないかと考えるのが楽しみです」
●使用頻度の低い食洗機を思いきって収納に
備えつけの食洗機は使用頻度が低いので、思いきって消耗品ストックの収納庫に。底に木の板を敷いて補強したそう。
米袋にゴミ袋を重ねてプラ用ゴミ箱に。
●つっぱり棒やつり下げハンガーにもひと工夫
耐震用のつっぱり棒は見た目がなじむように麻ヒモを巻きました。
100円ショップのワイヤーとピンチで自作したキッチン用つり下げハンガー。