これからの季節、クリスマスや年末年始といった「ごちそう」をつくる機会が増えてきます。「メインメニューは決まっても、それに合わせるサイドディッシュが思いつかない」という悩みをもっている方も多いのではないでしょうか。フレンチレストラン「シェ松尾」元オーナーシェフの松尾幸造さんに、切り方と盛りつけを工夫するだけで手軽につくれる、ブロッコリーを使った温かいサラダのレシピを教えていただきました。
ブロッコリーが高級レストランのように変身!
シェ松尾・元オーナーシェフの松尾幸造さん直伝、いつものブロッコリーをごちそうサラダに「格上げする」切り方・盛りつけ方のコツとレシピを紹介。
「特別なものを用意しなくても、切り方と盛りつけ次第で、スーパーのブロッコリーがレストラン風のおしゃれな一皿になりますよ。とても簡単ですから、ぜひ試してみてください」(松尾シェフ)
●ブロッコリーの温かいサラダ
すべての画像を見る(全4枚)いつのもブロッコリーも切り方と盛りつけ次第で、レストラン風のおしゃれなひと皿になります。
【材料(4人分)】
- ブロッコリー 1個
- ベーコン(薄切り) 2枚
- 塩 適量
- A[オリーブオイル小さじ1 ニンニク(薄切り)1かけ 赤唐辛子(種を除いて縦半分に切る)1本]
- タイム 2〜3枝
- B[オリーブオイル大さじ2 白ワインビネガー(または酢)小さじ1 塩ひとつまみ 粗びきコショウ(黒)適量]
【つくり方】
(1) ブロッコリーは茎を長めに小房に分け、洗って水気をきる。鍋に湯を沸かして塩を加え、ブロッコリーをさっとゆでて、茎を鋭角に整える。ベーコンは1cm幅に切る。
【格上げのコツ】
ブロッコリーは茎を鋭角になるように切るとおしゃれになります。
(2) 小さめのフライパンにAのオリーブオイルとニンニクを入れて熱し、香りが立ったら赤唐辛子、のベーコンを入れて弱火で炒める。タイムも加え、混ぜ合わせたBを加えて混ぜ、ソースにする。
【格上げのコツ】
ドレッシングはベーコン、ニンニク、ハーブで香りよく、食べごたえもアップします。
(3) 器に(1)のブロッコリーを茎を上にして盛り、(2)のソースをかける。
【格上げのコツ】
尖った茎を上に向けて盛りつけると映えるサラダに!
ほかにも、発売中のESSE12月号では、鶏モモ肉とプルーンでつくるローストチキンロール、刺身用のホタテでつくるホタテのタルティーヌなど、ごちそうレシピを紹介しています。どれもちょっとしたアレンジを加えるだけで簡単につくれるメニューばかりです! ぜひ、楽しんでみてくださいね。
ESSE (エッセ) 2023年12月号
おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう