シンプルで使い勝手のいいプチプラ服こそ、アクセサリーや小物でアレンジするテクニックが必須に。
ここではフォロワー15万人超えのインスタグラマー&モデル・石田祥子さんに取材。
コーディネートのベースはシンプルでも、洗練されたおしゃれムードに仕上げるテクニックを教えてもらいました。
小物使いでアカ抜ける! こなれたトレンドスタイル
●“小物の3点盛り”でご近所コーデもサマになる
すべての画像を見る(全7枚)「コーディネートしやすい白Tシャツは、真っ白よりオフホワイトの方が上品に見えます」と石田さん。
裾がラウンドカットになっているので女性らしく着られるところや、ドロップショルダーの肩の落ち具合が石田さんのお気に入りポイント。
カジュアルなスタイルのときは、顔回りに印象の強い小物をもってくると洗練ムードに。「色数が多いとゴチャついて見えるので、使う色をそろえます」
・GUのオーバーサイズTシャツ ¥1609
・サングラス ¥1069(GU)
・その他(すべて本人私物)
●黒のワンピースを白小物で華やげる!
「ストンとしたシルエットで、ボディラインを気にせず着られるシルエットがいい!」と大絶賛のワンピース。今回はリネン素材のバッグやパイソン柄スニーカーでナチュラルな雰囲気に。「服の色が暗いときは小物で白をたして明るくします」
肩がむき出しにならないフレンチスリーブ風で、二の腕が気になる人にも安心です。スリット入りで足さばきもスムーズ。
・ユニクロユーの黒ワンピース ¥3229 ※4月中旬販売予定、一部店舗のみで販売
・スニーカー、バッグ、ピアス(すべて本人私物)
●ミントグリーンなら着るだけでこなれ感が
「この春気になるカラーは、展示会でも多かったミントグリーン。ヒップがギリギリ隠れる丈でスキニーパンツも安心して着られるし、袖回りもゆったりしていて重ね着もできます」
今年らしいざっくり編みもキュート。
「グリーンに合わせて小物も薄ピンクの春カラーに。明るい色を差し込むだけで季節感を先どりできます」
・チャオパニックのカーディガン ¥9612
・ジーンズ ¥1609(GU)
・その他(すべて本人私物)
●インパクトのある色のワンピはGジャンでカジュアルに
春夏ならではのビビッドカラーのワンピース。
「今季多く出ているワッフル素材のなかでも、しっかりした厚みのある生地感と、背中がV字にあいたデザインがアクセントになって気に入っています。街で着るなら大きめサイズのGジャンを羽織って赤の分量を減らすことで、赤一色の迫力を軽減」
派手な色のときは小物は引き算すると上級コーデに。マキシ丈でもボリューム控えめですっきり。
・チャオパニックのワッフルノースリーブワンピース ¥6372
・Gジャン、スニーカー、巾着バッグ、ピアス(すべて本人私物)
●ショートパンツでリラックス感のあるマリンコーデ
ずっとロングボトムが流行しているから、ショートパンツが新鮮!
「丈が短めとはいえ、ボディラインを拾わないシルエットと、ピチピチにならない余裕のある裾のデザインはアラフォーにも優しい設計。足も細く見え、ウエストもゴムでラクちんです」
ボトムをこのショートパンツに変えるだけで、ベーシックなサマーニットも新鮮に見違えます。
「シンプルすぎるときは、スカーフをヘアバンドにして華やかさをプラス」
・ユニクロユーのデニムショートパンツ ¥3229 ※4月中旬販売予定、一部店舗のみで販売
・ニット ¥3229(ユニクロ/イネス・ド・ラ・フレサンジュ/ユニクロ)※一部店舗のみで販売
・スカーフ ¥1609(アメリカンホリック)
・その他(すべて本人私物)
●デニムコーデの印象をガラッと変えるリネンジャケット
カーディガンみたいに気軽に羽織れる一枚仕立てのリネンジャケットは、もっておくとなにかと便利。
「今人気のノーカラーデザインは、カチッとしすぎず、でもきちんと感が出せるので、子どもの学校行事にも活躍しそう」
ここでは、リネンジャケットの涼しげな存在感ときちんと感で、デニムコーデをお出かけ仕様に。
「Tシャツは無地よりロゴ入りの方が立体感が出せておすすめ。足元はとんがりトゥで上品な印象に」
・GUのブレンドノーカラーリネンジャケット ¥4309
・Tシャツ、デニム、靴、バッグ、サングラス、ピアス(すべて本人私物)
●小物はほぼ¥1000以下!
印象を華やげる、今人気の大ぶりのピアスやサングラスもプチプラが大活躍! 「高価なものをそろえる必要はなし! ネットでは、おトクな通販サイト『コカ』をよく利用しています」
おしゃれアイテムを見きわめる! 石田さんのプチプラルール3
1:チープな素材感は選ばないペラペラと薄すぎたり、ツヤがありすぎたり、チープ感が際立つ素材はNG。
「通販では『綿100%』という表記も、品質はさまざまなので即決はしません。見て触って、納得してから購入」
気に入ったものは生産が終了する前に複数枚購入。
「3回洗濯したあとの型崩れや色移り、縮み具合まで見て判断。『いい!』と思ったものは買っておいて、翌年用にストックします」
靴やバッグは、安いなら安い、高いなら高いで潔く。
「5000円の合皮のバッグと3000円のキャンバスバッグなら、キャンバスを選びます。フェイクは悪目立ちしてしまうので、避けています」