「年末の大掃除を考えると気が重い」「どこから手をつけてよいか分からない」この時期、大掃除のことを考えると気分が沈んでしまう方は多いのではないでしょうか。大変な大掃除を負担なく乗りきるには、家族のイベントにして楽しくすませるのがベスト。がんばりすぎない家事が得意なESSEフレンズエディターのかつらさんが、大掃除を楽しく進める方法をレポートします。

◆前回の記事はこちら

11月から始める「小分け掃除」で年末の大掃除から解放!無理しないから気持ちもラク

大掃除をラクに乗り切るためにイベント化するなら楽しい企画が必須!

そもそもみんなで使う家は、みんなで掃除するのが当たり前。とはいえ、忙しい年末の時期は「ちょっと手伝ってよ!」と声をかけても快く動かないのがわが家。大掃除を年末ではなく11月からスケジューリングし(前回記事参照)、イベント化することで「楽しい!」「またやりたい!」というワクワク感と達成感を味わえます。大掃除の中に楽しさを取り入れることに成功したわが家の、3つの方法をご紹介します。

●1:本格的な身なりで特別感を味わう

作業着で気合いを入れる
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ハロウィーンで仮装するように、大掃除でもあえて普段着から作業着、三角巾、アームカバーなどに着替え、特別感を演出します。子どもも一緒になり、エプロンにマスク、頭にタオルを巻くなど自分なりに考えた服装で参戦! その結果、普段着が汚れず、ホコリが体につくのを防げるメリットも。

●2:休憩は外でドリンク&お菓子を満喫する

お茶タイム

がんばったら、外でおいしいコーヒーまたはココア&お菓子のご褒美。わが家の子どもたちが掃除を手伝ういちばんの理由は、休憩時のお菓子と言ってもよいほど。

私と夫にとって、季節を感じながら温かいコーヒーを飲むのは、1年間がんばった自分へのご褒美とも言えるほどおいしい最高の贅沢。アウトドアの雰囲気を味わいたいならキャンプ用のマグで、手軽さを重視したいなら紙コップですませるなど、そのときどきの気分でチョイスします。

●3:お互い褒め言葉で達成感を味わう

プラスの言葉で褒め合う

子どもはもちろん、普段ほめられることが少ない大人だって、自分がしたことをだれかが喜んでくれたらうれしいはず。「窓が透明過ぎてあいているのかと思った!」「玄関がきれいだと帰ったとき気持ちいいね」など、とにかくお互いほめ合います。1階の窓掃除をほめたら、2階の窓が1階以上にキレイになっていたことも。ほめられると達成感が湧き、モチベーションにもつながりますよね。

大掃除を1年に一度の特別なイベントにすることで、1人だけでやるよりも負担が減る、家族が楽しみながら取り組めるなどいいことづくしです。キレイな家で家族みんなが気持ちよく年を越したいですね。

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