家のトイレは、ほっと一息つける心地いいスペースにしたいもの。また、来客時も見られる可能性が高いので、掃除しやすく、すっきりきれいにしておきたいところです。
「引っ越しを機に、トイレをDIY。収納しやすく、すっきりしたトイレになりました」と話す整理収納アドバイザーのまいさんに、工夫を詳しく伺いました。
お金をかけずにできるトイレDIY。掃除しやすく過ごしやすいスペースに
ここでは、わが家の「トイレ収納」をお見せします。
すべての画像を見る(全15枚)まず、手を加える前のわが家のトイレの写真です。収納がほとんどなく、シンプルなスペース。
正面にブルーのアクセントクロスをはっています。タンクがないからでしょうか? 壁が高く細長く見えます。
手洗いの下に扉がありますが、この中は水道管が通っていて、ほとんどものを入れることができません。
収納をどうするか決まるまでは、無印良品のファイルボックスにトイレットペーパーを入れていました。掃除用品は直置きです。
●自分で簡単に棚を取りつける
こちらがアフターの写真です。正面に棚をつけ、トイレットペーパーなどを置けるようにしました。棚をつけたことで、掃除がしやすくなりました。
今回使ったのは、無印良品の「壁に付けられる家具」です。
大きな穴をあけずに、石膏ボードに棚をつくることができます。
積み重ねても、意外とトイレットペーパーが滑り落ちることはありません。
積み過ぎるとお月見感が出てしまいますので注意!
●小物はすべて100円ショップでそろえる
棚に乗せるものは、すべて100円ショップで調達。色を白で統一することで、すっきり感&高級感を出せます。
白いパッケージに透明なビーズの入った防臭剤。
洗剤を入れるためのスプレー。
「洗剤能力pro」という洗剤を薄めたものが入っています。汚れが気になったときに、さっとスプレーして掃除できるので便利。
ふき掃除用のシートを入れるケースも100円ショップのものです。
白だけだと寂しいので、フェイクのエアプランツを置いたのがポイント。少しグリーンがあるだけで癒されます。
●手洗い場には掃除用品をつり下げ
手洗いには、アクリルタワシを吸盤フックでつり下げています。
タオルを取り替えるタイミングで、アクリルタワシでさっとこすってタオルで水をふき取ります。毎日の習慣にすれば、汚れも水アカも溜まりません。
最初にお見せした、手洗い下の水道管が通っている小さなスペースには、来客用のスリッパとサニタリーグッズを置いています。
スリッパは出しっぱなしにすると家族に踏まれてしまうので、来客時のみ出すことに。
余談ですが、新居のトイレはフチ裏がへこんでいないので、フチ専用の掃除道具や洗剤が不要で、とても洗いやすいです。
また、流すときに泡が出てくるのでトイレスタンプも不要になりました。
トイレはきれいにしておきたい半面、掃除が面倒な場所なので、これから家を購入される方は、もともと掃除しやすいトイレかどうかをチェックするといいと思います。