日常生活の中で、相手から見た目だけで判断された…という苦い経験がある人も多いのではないでしょうか? 逆に、自分が相手を無意識のうちに見た目で決めつけてしまうこともあるかもしれません。
今、月刊コミックバンチ(新潮社)で連載中の『133cmの景色』(ひるのつき子/著)が、大きな注目を集めています。
本作は、病気の影響で小学生の頃に身体の成長が止まってしまい、身長133cmのまま大人になった吉乃華(よしの・はな)という女性が主人公。実年齢と見た目のギャップのせいで、職場の同僚から心ない言葉をかけられたり、合コンで出会った男性から興味本位で体のことについて聞かれたりするといったことも。そんな風に、さまざまな場面で周囲から無意識の偏見を持たれ、日々生きづらさを感じています。
見た目に縛られる社会の中でそうした偏見に立ち向かいながら、自分らしさを取り戻していく主人公の姿を丁寧に描いたストーリーは、SNSなど各所で話題に。
【第1話はこちら】
今回、そんな注目作の第2話を特別掲載します。
“25歳の社会人”として日々奮闘する華ですが、仕事で成果を残そうとする女性上司に、とある理由で「あなたみたいな個性がある人は得をしている」と言われてしまい…。