今さら聞きづらいヘア悩みはありませんか? 「意外とドライヤーのノズルの使い方を間違えている方が多いんです!」と話すのは、女性の髪問題に詳しいヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さん。今回はドライヤーの平らなノズルの使い方について教えてもらいました。
すべての画像を見る(全5枚)「ドライヤーのノズル」どう使うのが正解?
八木ちゃん:突然ですが、みなさん、ドライヤーの吹き出し口についている、平らなノズル、どうしています?
さとゆみ:このノズルの使い方って知らない人多いですよね! という私自身も、ヘアライターになるまでは、なんのためにあるんだろうと思っていました。
八木ちゃん:買ってすぐに捨ててしまったという人もいますし、ずっとつけっぱなしで使っているという人もいるみたいなんです。
さとゆみ:八木ちゃん、今日はこのノズルの使い方についてレクチャーしてください。
●髪全体を乾かすときは「ノズルを外す」
八木ちゃん:はい! まず、基本的に、髪を乾かすときはノズルは外します。
さとゆみ:これは、ノズルを外したほうが広い範囲に風があたるからですよね。
八木ちゃん:そのとおりです。ノズルをつけたままだと、風があたる部分とあたらない部分が出てきてしまうので、乾かすのに時間がかかってしまうんですよね。
乾いている部分と乾いていない部分の差も出て、ムラのある乾き方になってしまいます。
●ノズルは部分的にブローやセットするとき使う
さとゆみ:では、逆にノズルをつけた方がいいシーンってどんなときでしょう。
八木ちゃん:ノズルを使うのは「部分的にブローやセットしたいとき」と覚えてください。
さとゆみ:1か所に風を集めたいときですね。
八木ちゃん:そうです、そうです。たとえば、前髪のブローのときなどは、前髪だけに風をあてたいですよね。
さとゆみ:たしかに。風が広範囲にあたると、前髪以外もぶわっと広がっちゃったりしますもんね。
八木ちゃん:そういうときこそ、あの平らなノズルを使って、ピンポイントで風をあてます。
八木ちゃん:いつも話していることですが、ドライヤーで髪をセットするときは、最初に温風、そのあと冷風をかけると形状記憶できます!