生活を便利にしてくれるグッズの宝庫、100円ショップ。収納に、掃除にと家じゅうで大活躍ですが、今回は、クルマに乗るときのちょっとした手間&ストレスを解消できる使い方を大公開。
教えてくれたのは、整理収納アドバイザーなど数多くの資格を持つ川根礼子さんです。
行方不明になるカギや車内のゴミ…100円グッズでクルマの「ちょっと困った」を解決!
●グローブホルダーに車のカギ! 片手でもサッと取れる
すべての画像を見る(全9枚)まずはグローブホルダー。本来は手袋やストールなどをはさみ、バッグにひっかけて使うためのものです。
川根さんはこのホルダーにクルマのカギをつけています。
「基本はクルマ移動なので、頻繁にバッグからカギを取り出すのですが、バッグの中でよく迷子になるのがストレスでした。でもこのホルダーにつけてバッグの持ち手に引っかけるようにすれば、無事解決。バッグを取り替えても、つけ替えは楽チンです。100円なのに、レザー風で高見えするのも気に入っています」
このホルダーは挟む部分が洗濯バサミのようなかたちになっていて、カギを引っぱれば取り外すことができます。
「とはいえ、簡単に外せるということは紛失も心配。普段はバッグの内側に入れるようにしています。車のカギだけでなく、いろいろな用途に使えそうで便利なグッズです」
●車用ゴミ箱を100円グッズのプチリメイクでかわいく
次は、100円グッズのプチリメイク術。
川根さんは、100円グッズのミニトートバッグとアイロンプリントペーパーで、クルマ用のかわいいゴミ箱をつくっています。
「後部座席用のゴミ箱は、足元に置くと乗り降りにジャマだし、子どもたちが蹴ってゴミが散乱してしまうことも。なので、運転席のヘッドボードにトートバッグをつるしてゴミ箱とし、床から浮かせています」
使っているのは内側がコーティングしてあるバッグ。
「多少汚れても水ぶきできます。100円ショップの200円商品でした」
このままでも使えますが、川根さんはひと工夫。
「たまに子どもたちの友人が同乗すると、ゴミ箱はどこかと聞かれてしまうので、ひと目でわかるよう工夫しました。ネットのフリー素材を利用して、ゴミ箱ラベルをつくりアイロンプリントペーパーに印刷。アイロンプリントペーパーも100円ショップのもので、お好みのラベルやデザインを説明書通りにインクジェットプリンターで印刷するだけ。ペーパーに当て布をしてアイロンで転写すれば完成です」
たった300円で、シンプルかつわかりやすいゴミ箱トートバッグができました。
「中にビニール袋を入れて使っています。ちなみに手前部分の取っ手は、ジャマになるため切り取りました。あけ口はテープ式のマジックテープをはりつけて閉じることもできる仕様です」
用途に合わせて、プチプラアイテムを上手に工夫する川根さんのテクニック、ぜひ参考にしてみてくださいね。