暮らしているのは50代の夫婦。妻のテレワークを機に、大量にたまった本の収納問題も解決したいとマンションをリノベーションした事例です。それまで賃貸に出していた84㎡のマンションを自宅にしました。和室をなくして拡大したリビングダイニングの壁2面に、大きな本棚を造作。妻のワークスペースもあります。個室のひとつは夫の趣味室とし、ギターやダーツを楽しめる空間に。

LDの本棚
リビングダイニングの壁2面は本棚に。お気に入りの蔵書に囲まれた暮らしを実現できた!
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LDの壁2面に本棚。愛蔵書に囲まれて暮らす

本棚

妻の通勤の関係で、以前は都内にある56㎡のマンションで暮らしていたHさん夫妻。その後、妻はテレワークが多くなり、また大量にある本の収納場所がたりなくなってきたことなどから、結婚当初に約3年間暮らしていた広さ約84㎡のマンションに戻ることを決意。

夫が独身のときに購入した物件で、都内に住んでいる間は知人に貸していたそう。都内で中古物件を購入してのリノベーションも検討しましたが、本が収まる広さや、夫の通勤のしやすさなども考え、この住まいをリノベーションすることに。大量の本は、和室をなくして拡大したリビングダイニングの壁2面を丸ごと本棚にして収納することにしました。

 

趣味室

窓際には本棚と一体化したデスクを設置して妻のワークスペースに。また、個室のひとつを夫の趣味室(写真)とし、ギターやダーツを楽しめる空間に。それぞれの要望に沿った専用空間の確保で、より心地よい暮らしを手に入れました。

 

寝室

こちらは寝室。リノベ後もこれまでどおり同室のままに。寝室についての要望は「ゆったりと落ち着いて快眠できる空間であること」くらいでした。