60代夫婦と30代の息子が暮らす、築58年の戸建て住宅のリノベーション事例です。もともとは夫の両親が購入した建売住宅。それを20数年前にリノベーションし、二世帯住宅として暮らしていました。今回はスケルトンにして、大規模なリノベーションを実施。玄関を移動したほか、夫の部屋の小上がり部分を収納にするなど収納も充実。寝室も夫婦別にして、ライフスタイルに合った暮らしやすい家になりました。
すべての画像を見る(全14枚)夫婦それぞれの生活スタイルを尊重して寝室は別室に。耐震性もアップ!
Y邸は夫の両親が昭和40年に購入した建売住宅で、今回が2度目のリノベーションです。最初のリノベは20年以上前。Yさん夫妻は結婚後しばらく賃貸物件に住んでいましたが、二世帯住宅へとリノベして両親、2人の子どもたちと暮らしました。
その後少しずつ家族構成が変化し、Yさん夫妻と二男の3人になったため、スケルトンにして大規模なリノベーションをすることに。暗くて狭かった玄関は、位置を移動し、ガラス入り引き戸の採用で快適に。玄関の移動によってリビングも拡張でき、夫の希望で設けたテラスとの一体感も得られました。
夫婦の寝室は、リノベのタイミングで別室に。夫は寝るまで寝室のテレビをつけておきたいなど、お互いに寝る前の過ごし方や就寝・起床時間が異なるため、別室にして快適に。上の写真は、リビングの一角に畳敷きの小上がりを設けた、布団派の夫の寝室です。
ベッド派の妻の寝室は、フローリングに。さらに壁内部の見直しによって、断熱性や耐震性も高め、安心もプラスした住まいとなりました。