結婚後、仕事をやめて家事と育児に専念してきたけれど、子どもが大きくなったのをきっかけに、もう一度働きたい…。でも、どうせ働くのであれば、扶養を外れてもいいので自分の可能性を最大限に伸ばしたい。そんななか、ESSEonlineで紹介して大きな反響のあったお仕事があります。

ブランクがあっても未経験でもOK!三井住友銀行のアシスタント業務をリサーチ

結婚前のキャリアを生かしながら自分らしく輝ける職場を考えたとき、選択肢のひとつとしておすすめなのが「三井住友銀行 本店各部のアシスタント業務」です。でも、「出産・子育てとブランクがあるけど大丈夫かな…?」、「家事と仕事の両立は可能?」など不安も尽きないですよね。

そこで今回は、キャリアアップを実現させた先輩スタッフの方にお話を伺いました。

●「経験がなかった事務職ですが、本店で働く喜びを感じています」(Iさん)

三井住友銀行リテール統括部でアシスタントとして働くIさん
三井住友銀行リテール統括部でアシスタントとして働くIさん

大企業の本社が立ち並ぶ東京・大手町に、「三井住友銀行 本店」はあります。

お話を聞いたのは、勤め始めて2か月のIさん(36歳)。Iさんは、息子さん(現在5歳)が小学校に上がるタイミングで、フルタイムの仕事に就こうと考えていました。

これまでの主なお仕事経験は、空港内でのグランドスタッフ。その後、出産・子育て・コロナ禍を機にパートタイマーとして別の仕事に就きましたが、一貫して接客業で事務職は未経験だったそうです。

「事務職は経験がなく、できるか不安はありました。ですが、新しいことに挑戦したいという気持ちもあり、銀行の事務のお仕事に飛び込んでみることに。できれば長く働ける仕事に就きたかったことも、事務職を選んだ大きな理由です」

前向きに飛び込んでみたものの、PCのスキルは初級レベル。金融用語もよく分からず、今は学ぶ日々。

「ありがたいことに、みなさん“大丈夫ですか?”と声をかけてくださいます。専門用語がわからず聞き直してしまうこともあるのですが、用語も慣れない書類作成も一から教えていただいています。また、パソコンスキルは自信がないので、隙間時間にYouTubeを観て勉強するなど、自分の足りない部分を補っています。今はコツコツとできることを増やしていきたいと思っています」

「(子どもの発熱など)急な場合は遠慮なく言ってね」と周囲にも言われており、同じく子育て中のアシスタント業務の方がいることも知って、安心して働ける職場だと感じたそうです。

残業はなく、お休みも希望通りに取らせていただいているので、すごく働きやすいですね。育児と両立しながら続けていけそうだと思っています」

 やりがいを感じられる 三井住友銀行のお仕事の詳細はこちら

●Iさんの1日のタイムスケジュール

6:00 起床・掃除・身支度・朝食
7:30 子どもの保育園の送迎
9:30 就業
17:00 退勤
18:40 保育園のお迎え・買い物
19:00 帰宅・夕飯の支度
19:30 入浴・夕食
21:30 子どもが就寝・自由時間
23:00~23:30 就寝

シフト制の仕事と違って勤務時間が決まっており、生活のリズムをつくりやすいのも事務職のメリット。

「土日がお休みなので、息子との時間がつくりやすく、習い事のサッカーにつき合うのが、自分にとって楽しみのひとつです」

もうひとつ、Iさんを転職に突き動かした理由が、本店勤務です。

本店のすてきなオフィスで働ける、という点にも惹かれました。社食では、たくさんのランチメニューがあって楽しいです。通勤は1時間強かかりますが、ビルが大手町駅に直結しているので、すぐ電車に乗って帰れるのもいいですね」

シフト制の仕事をする夫とスケジュールを調整すれば、会社帰りに都内の友人と食事することもできるそう。仕事をがんばりながら、プライベートも充実させている毎日のようです。

●三井住友銀行「リテール統括部」のお仕事とは?

三井住友銀行リテール統括部業務統括グループ長の鈴木公裕さん
三井住友銀行リテール統括部業務統括グループ長の鈴木公裕さん

Iさんが配属されたのが「リテール統括部」。ここは、個人のお客様の口座の開設、運用商品による資産形成のサポートといった業務の統括を行っています。

「金融庁への書類作成など、業務はそれなりに難易度を求められるため、金融知識をお持ちの方のほうが働きやすいと思いますが、Iさんのように入行してからも学ぶ姿勢を持つ意欲的な方を求めています」と、業務統括グループ長の鈴木公裕さん。

「ほかの職員と同様、1年に1回人事評価面談があり、目標と達成状況、今後の目標について話し合います。キャリアアップを目指せるので、やりがいがあります。以前お勤めをしていたけど子育てなどでキャリアを一度あきらめてしまった女性が、再チャレンジするのにも向いている職場だと思います

がんばった努力に応じてボーナスや昇給が増える仕組みになっているのも、モチベーションアップにつながる大きなポイント。

●「働く人を大事にしてくれ、私という個人を尊重してくれます」(Yさん)

三井住友銀行デジタル戦略部でアシスタントとして働くYさん
三井住友銀行デジタル戦略部でアシスタントとして働くYさん

Yさんは、大学卒業後、銀行に勤務。20代後半から出産・子育てで8年ほど仕事を離れますが、お子さんが小学校に上がるタイミングで地方銀行にてパート勤務で仕事に復帰。「三井住友銀行 本店各部のアシスタント業務」へ転職したのは今年に入ってからです。

「家族は、夫、大学生の娘、息子の4人家族です。2人の子どもが大きくなったタイミングで、夫の扶養を抜けてフルタイムの仕事に就こうと考えていました」

理由は老後資金の確保。これまで専業主婦の期間もあり、パート勤務も扶養の範囲内で働いていたYさんは、国民年金の第3号(被保険者)である自分の年金はそれほど多くないのが気にかかっていました。少しでも年金額を増やし、老後資産を形成したいと考え、コロナ禍も落ち着きを見せた今年からフルタイムで働くことに。

上長のもと、チームで協力しながら業務を進めています
上長のもと、チームで協力しながら業務を進めています

配属された部署は「デジタル戦略部」。行内でも革新的なことにチャレンジする新しい部署です。これまで経験してきた銀行業務とは異なる業務も多く、初めは慣れない作業もあったそう。

「チャットツールや通信ツールを使いこなさなければならず、最初は戸惑いましたが、みなさんすごく丁寧に教えてくれました。今は4人ほどのチームを組み、フォロー・協力し合いながら業務を進めています」

これまで4つの銀行の仕事に携わってきたYさん。今いる、「三井住友銀行 本店」にはこんな思いを抱えています。

いちばん“人”を大事にしてくれる銀行だと感じています。社員、パートなど雇用形態を問わず、性別も関係なく、お互いを尊重し合う。私のことを、ただのアシスタントではなく、1人のパートナーとして接し、認めてくれる。それはうれしい驚きでもありました。雑用だけでなく責任のある大きい仕事を任せてくれ、それがやりがいにつながっています

 仕事の喜びを感じられる 三井住友銀行のお仕事の詳細はこちら

●Yさんの1日のタイムスケジュール

5:15 起床・掃除・身支度・朝食
7:30 通勤
9:00 本部到着
9:30 勤務
17:00 退勤
18:15 帰宅・夕飯の支度・片づけ・洗濯
23:00 就寝

「洗面所の争奪戦を避けるため、朝は早めに起きています(笑)。フルタイムで働くようになって、洗濯物を取り込んでもらったり、お米を洗っておいてもらったり、家族も家事に協力的になりました」とうれしい変化を感じているそう。

ちなみにYさんの趣味はマラソン。本店の福利厚生施設にランニングステーションがあり、終業後はそこを利用し、皇居ランをしてから帰宅することもあるのだとか。

●三井住友銀行「デジタル戦略部」のお仕事とは?

デジタル戦略部の上席推進役の藤本洋一さん
デジタル戦略部の上席推進役の藤本洋一さん

本部27階にある「デジタル戦略部」。IT企業のような自由な雰囲気のオフィスは、座席を固定しないフリーアドレス。カフェのようなおしゃれな空間で、ラフな服装の方たちがそれぞれの仕事をこなしています。

「デジタル戦略部は、SMBCグループ全体のデジタル企画を進める一方で、金融領域の枠を超えた新たなサービスを提供するため企画推進、新規ビジネスの企画開発、起業などを行っています」とデジタル戦略部の上席推進役の藤本洋一さん。

そんな部署で求められるのは、従来の銀行業務にとらわれない自由な発想や行動力。目新しい事業も多く、それにまつわる業務は山のようにあります。

「アシスタント業務の方には、総合職のサポートとして、業務に付随して発生する請求書発行、事務処理などの間接業務を行っていただくほか、外部の税理士や社労士の方へ提出する書類作成などもお願いしています」

本店の中でも、最もイノベーションと成長を求められる部署。やる気を持って取り組めば、自分自身が成長を実感できる部署だといえそうです。

もっと知りたい!気になる三井住友銀行のお仕事Q&A

2人

Q:どんな人が求められますか?

「まず1つ目にコミュニケーション能力があること。そして2つ目が、業務に前向きに取り組んでいただける方です。リテール統括部では、ほかの部署にはない目新しい仕事も多いので、とりあえずやってみよう、教わりながらでも前向きに取り組もう、という意欲的な方が求められます」(鈴木さん)

「銀行というと堅いイメージをお持ちかもしれませんが、ここは新しい分野にチャレンジしていく部署。好奇心とやる気を持って取り組める方が望ましいです。あと、税理士や経営者など外部の方と話す機会も多いのでコミュニケーション能力は必須です」(藤本さん)

Q:新しい仕事についていけるか不安です

「パソコンスキルは、ワードやエクセルの基本的な操作ができれば、あまり問題ないと思います。入行後に受けていただく全体研修では、金融の専門用語、端末操作などを学んでもらいます。業務においては総合職の人とペアを組み、マンツーマン。わからないことを質問しやすい雰囲気をつくるよう、心がけています」(鈴木さん)

「4人のチーム体制で、仕事はOJT(オンザジョブトレーニング)で、やりながら覚えていくスタイルです。また、昨年度から導入した、自分で目標を立て達成度を評価する制度により、意欲的に新しいことをやっていきたい方ほど、キャリアアップにつながる道が開かれています」(藤本さん)

Q:休暇など雇用形態はどのようになっていますか

どちらの部署にも共通しているのは、「残業は基本的になく、有給休暇などはほかの職員と同様に取得ができるほか、時間休など部分的にお休みを取ることも可能」な点。ほかの職員がバックアップできる体制を整えているので、家族の突発的なアクシデントにも柔軟に対応しています。

「今後は柔軟性のある働き方を広げるため、自宅でのリモートワークができる体制を整えていく予定です」(鈴木さん)

「個別に自身のがんばりや悩みを聞く『1on1(ワンオンワン)ミーティング』の機会を定期的に設け、さまざまな問題に耳を傾けています。子育てや介護、突発的なアクシデントがあった場合は、在宅勤務に切り替えてもらうなど、デジタル戦略部は、在宅勤務にも比較的柔軟に対応しています」(藤本さん)

●将来に向けて、自分の可能性を広げていこう!

男性と女性

キャリアアップを目指したい、今よりもっと輝きたい、そんな女性こそ注目したい「三井住友銀行 本店各部のアシスタント業務」のお仕事。これから先の将来に向けて、あなたの眠っている可能性を目覚めさせてみませんか?

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問い合わせ先:SMBCスタッフサービス https://www.smbc-staff.com/job.phtml