幸栄です。パン教室「toiro(トイロ)」を主宰しています。初めてパンを焼いたのは、長女の出産から1か月後のこと。あの日から試行錯誤を重ね、今は卵とバターを使わないパンのレシピをつくっています。パンを焼きながら、2人の娘の母としても、楽しみや大変さをたくさん感じる日々。毎日のなかで見つける、ささやかな幸せや楽しみをつづっていこうと思います。


<幸栄のゆらゆらと、つらつらと。日々のささやかな幸せをパンと一緒に。>
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春を感じる紅茶やハーブティー

立春が過ぎ、お店にはチューリップやミモザなど春らしいお花が並び始めました。おひなさまを飾りながら、そろそろ暖かくなるのかなぁ…なんて思っていましたが、風が冷たかったり雪が舞ったり。まだまだ春は遠そうです。

家の中で過ごすときは、温かいドリンクをお供に過ごすことが多いのですが、最近ではすっかりコーヒーを飲まなくなった私。その代わりにストーブの上で沸かしたお湯で、紅茶やハーブティーを淹れて飲むのが好きになりました。

●「生活の木」で買えるハーブティー「ハッピーセレブレーション」

「生活の木」で買えるハーブティー「ハッピーセレブレーション」

ひとつ目のお気に入りは「生活の木」で買えるハーブティー「

ハッピーセレブレーション

」。

パン教室の生徒さんが「とってもおいしかったの」とくださったもの。甘い香りとハイビスカスの酸味、シナモンの香りを楽しめる紅茶です。

「生活の木」のお店へ行くと、よくハーブティーやハーブコーディアルを試飲させてくれます。どれもおいしいなぁ、と思っていましたが、いただいたこの紅茶もとても好みの味。春を待つわくわくした気分にぴったりなので、皆さまにもおすすめしますね!

甘い香りとハイビスカスの酸味、シナモンの香りを楽しめる紅茶です

そのままでもほのかな甘みを感じることができますが、グラニュー糖を混ぜて甘くいただくのもおいしかったなぁ。

ちょっとお腹がすいたときの、おやつ代わりにもいいかもしれません。

●ドイツの老舗「ポンパドール」の「ジンジャー&レモンハーブティー」

ドイツの老舗「ポンパドール」の「ジンジャー&レモンハーブティー」

ふたつ目のお気に入りは、ドイツのハーブティーブランド「ポンパドール」の「ジンジャー&レモンハーブティー」。こちらはスーパーマーケットやカルディでもよく見かけるものです。

「ポンパドール」のハーブティーには、いろいろな香りがありますが、体が温まるジンジャーが入ったこのフレーバーを愛飲しています。

もちろん、そのまま飲んでもおいしいのですが、私はシロップにするのがお気に入り。ハーブティーとしてだけでなく、フルーツと合わせて、デザートドリンクにするのもおすすめです。今日は簡単なつくり方を紹介しますね。

●ハーブティーシロップのつくり方
簡単ハーブティーシロップ

まずは、小鍋に水1カップを入れ、グラニュー糖150g、レモン汁小さじ2を加えます。そこに、ハーブティー2パック入れ、混ぜながら弱火にかけます。沸騰して3~5分煮つめるだけ!

簡単ハーブティーシロップの完成です。

しっかり煮つめていないので、シロップを少し多めにコップに入れ、お湯で割って飲んでください。レモンのはちみつ漬けなどがあれば、加えるとさらにおいしいですよ。

春を感じられる華やかな味わいのハーブティーがあると、寒くて外出を控えた日も楽しい気分で過ごせます。

お気に入りの温かいドリングと一緒に、あと少し寒い冬をのりきりましょう!

【幸栄(ゆきえ)】

1979年広島県生まれ。「はな」と「ひな」2人の娘をもつ。モデルとして活躍したのち、長女の出産を機にパンづくりに出合う。ベッカライダブルハウスにて、製造補助をしながらパンについて学び、2010年から卵とバターを使わないパン教室、toiroを始める。著書に『「ちょっとのイースト」で作る ベーグルとピザの本 (生活シリーズ)』(主婦と生活社刊)、『パウンド型で焼けるおいしい食パン』(家の光協会刊)、『あかちゃん、こども、おとなのパン―はじめてのパンづくり』(アノニマスタジオ刊)などがある