3人の子どもを育て上げ、現在は長女の家族と2世帯同居で暮らす井田典子さん。家事に仕事に、必死だった40代を経て、少し肩の力が抜けた50代、そして60代になった今は、収納も時間の使い方もつめ込むのをやめて、ゆとりをもって暮らすように心がけているといいます。

関連記事

60代になって確立した「ベストな日中の過ごし方」。夫との関係にも変化が

つめ込むのをやめて、余白を大切にする

収納も時間も“余白”がないと急な事態に対応できません。
「あいているところにつめ込むのはやめ、余白を恐れないことに。暮らしの風通しがよくなり、時間と気持ちに余裕ができます」(井田典子さん、以下同)

趣味を楽しんだり、だれかを手伝ったりする時間の余裕を

趣味を楽しむ井田さん
趣味を楽しむ余白を大切に
すべての画像を見る(全5枚)

「若い頃は目の前のことで手いっぱいでしたが、今は趣味や孫との時間、ボランティア活動など、ゆとりの時間があることが幸せです」
コロナ下で始めた電子ドラムをたたくのも楽しみ。

 

●冷蔵庫の中も手前にものをそろえて、奥には入れない

井田さんの冷蔵庫の中

冷蔵庫の奥までものをつめ込むと、使い忘れの原因になるうえ、冷気が回りにくくなって冷却効率もダウン。
「奥はあけたまま、手前にそろえて入れるようにして食品ロスゼロに」