病院に行く際に必要な診察券。さっと取り出せる場所に置いておくと慌てないですみます。

「家族が探しやすい場所をつくり、まとめておくと、自分が留守のときでも安心です」というのは、ライフオーガナイザーの森下純子さんです。
ここでは無印良品のグッズを使った、わかりやすい通院グッズ収納を教わりました。

無印アクリルケース
病院に行く際はあわてているもの。診察券をすぐに探せる収納に
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「透明化」と「セット」がポイント!いざというときのための通院グッズ

●半透明の引き出しを重ねて!無印良品の6段収納でわかりやすく

無印6段引き出し

お薬手帳や診察券などを収納しておくのに便利なのが、このような引き出し収納。診察券のほか、お薬手帳やポイントカード・印鑑など細々としたものをまとめておけます。

無印良品の「ポリプロピレン小物収納ボックス6段・A4タテ」を横にして、引き出しを上にのせ使用しています。

玄関やキッチンなど、取り出しやすい場所に置いておきましょう。

クリップで診察券

診察券は色クリップで人別に色分けし、パパは青、ママは赤、子どもは黄色など、色の手がかりがあるとパッと見ても探しやすくなります。持ち出すときもクリップごと持ち出せばOK。

●引き出しの中に透明ボックスで探しやすく

診察券

こちらはわが家の診察券を入れている引き出し収納。

人別に分けていて、透明なので診察券が探しやすいと家族に好評です。カードが横にならずに立られるのも取り出しやすさのポイント。

無印良品「アクリル縦でも横でも使える小物収納6段・A4タテ」を使い、「【パーツ】アクリル縦でも横でも使える小物収納6段用・仕切板 3枚」で細かく仕切って診察券やカードケースに使ってみましょう。

●入院セットも用意しておく

入院セット

診察券と同様、家族の急な入院時にもすぐ取り出せるように、近くにタオルや歯ブラシ、場合によってはパジャマなどを入れた「入院セット」を準備しておくのも安心です。

高齢の母が以前入院したとき、「パジャマは〇〇にあるから持って来て。歯ブラシの替えは〇〇にあって…」と、自分が弱っているのに家族に指示しているのを見て本当に大変そうでした。

いざというときに家族にもわかるように、入院グッズをセットで置いておくと、家族も自分も困らないですみます。最小限のグッズだけまとめておくのを片づけサポートのお客様にもおすすめしています。

いざというときあわてない工夫で、心に余裕を持ちたいですね。日頃から準備をしておきましょう。