年齢を重ねると「以前着ていた服が似合わない…」と感じることも。そこで、多くの50代以上の女性のファッションの悩みに向き合ってきたスタイリストの大沢早苗さんに、「GU」「ユニクロ」のアイテムを使った夏服選びのコツと着こなしテクを教えてもらいました。
今回のテーマは「パンツ」。50代・60代に似合うボトムスの選び方と着こなしのポイントをご紹介。
すべての画像を見る(全10枚)着用するのは50代・152cm、60代・166cmの読者モデルの2人です。ぜひ参考にしてみてください。
ゆとりのあるデザインと夏らしい色を味方に
大人が持つべきワードローブについての著書もある大沢早苗さん。プチプラブランドでも、50代、60代に似合う品のある着こなしはできると話します。
「大切なのは選び方。若い頃と同じ体重でも、シルエットが変わっているのがこの世代の体型の特徴です。少しゆるみが出るラインをきれいに見せてくれるのは、ピタピタではなく、適度にゆとりがあるデザイン。さらに、夏はやや強めの色を効かせることで印象がぼやけず、生き生きとした雰囲気になりますよ」
●50代、60代に似合う<ワイドパンツ>選び方のコツ
・腰まわりにゆとりのあるデザイン
・カジュアルすぎない素材
・パンツ丈はやや長めがおしゃれ
【今回選んだのはコレ!】
フロントのタックがおなかまわりのモタつきを自然にカバー。きちんと感のあるセンタープレスは、50代、60代がはきやすいデザインです。
・タックワイドパンツ¥3990(ユニクロ)
●STYLE1:透け素材のカーディガンで涼しく夏らしい着こなしに
・アクセサリー代わりにメガネをオン
・白スニーカーならクリーンな印象
落ち着いた印象のグレーパンツには明るいカラーのカーディガンを合わせて夏らしく。インナーや足元に白をプラスすることで、軽やかな抜け感が生まれます。メガネで知的な雰囲気をプラスして。
・シアークルーネックカーディガン¥1990(ジーユー) アメリカンスリーブブラタンクトップ¥2290、バッグ¥2990(ともにユニクロ)
●STYLE2:ボーダーでカジュアル感をMIX。大人のリラックススタイルに
・前だけ裾インでウエスト位置を高く
・差し色パンプスでアクセントを
シャツやブラウスはもちろん、カジュアルめのトップスもきれいに見せてくれるのがこのパンツ。カットソーの裾は前部分だけを入れれば、ウエスト位置を上げつつ、ヒップはカバーできます。
・ボーダーバルーンスリーブT(一部店舗のみ販売)¥1490、ネックレスセット¥990、イヤリングセット¥590、シューズ¥1990、バッグ¥2490(すべてジーユー)
●これもおすすめ!
夏らしいリネン混素材。センターシーム入りは脚長効果もあり。
・リネンブレンドプルオンパンツ ¥2990(ジーユー)
オンオフ使える薄手のナイロン素材。ストレッチで動きやすさも確保。
・ナイロンウルトラストレッチテーパードパンツ¥2990(ユニクロ)