旅行や出張などで遠出をした際、おみやげ売り場を見てまわることを楽しみにされている方も多いのでは? 今回は、“おみやげ選び”の楽しさにハマっているという、ライターの高木沙織さんが静岡で見つけた人気みやげの「こっこ」をレポートしてくれました。

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静岡県のお菓子「こっこ」を食べ比べ

新幹線内
遠出をすることが多かった2023年上半期
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旅行や出張などで、遠出された際におみやげを楽しみにされている方も多いのでは? それは筆者も同じで、知人から「おみやげは、渡す相手のことを考えながら選ぶ時間がいいよね」といわれて以来、おみやげ選びが特別なものになり、できることなら47都道府県のおみやげ(お菓子)を制覇したい! という気持ちをもっております。

●CMソングが印象的!静岡県「こっこ」

静岡県

今回ご紹介する静岡県の「こっこ」は、ふんわりとした生地にミルククリームがつまった“蒸しケーキ”。また、「ひよこじゃないよ! こっこだよ!」という、1度聞くと頭から離れないフレーズのCMでもおなじみです。

静岡県静岡市に本社を構える「ミホミ」の大人気商品
静岡県静岡市に本社を構える「ミホミ」の大人気商品・こっこ

話がそれましたが、「こっこ」が生まれたのは1985年。38年目のロングヒット商品です。それなのに、「もっと前からあったのでは…?」と思わせるのは、長年にわたって広く愛され続けてきたからなのでしょう。

コッコ

まず驚いたのが、「こっこ」の材料の1/3を卵が占めているということです。しかもその卵、生まれて3日以内の新鮮なものが使われているのだとか。

そして、「こっこ」のためにつくられたという特製のミルククリームがなかにギュッ。この特製のミルククリームは、夏は溶けにくく、冬は固まりにくいといったように、季節によってクリームの固さを変えるこだわりです。

また、全国屈指の水質のよさを誇る安倍川の伏流水と、昔ながらの蒸し器を使って蒸しあげているそうです。このおいしい水を使うことでほかの素材の味が引き立つ…、まさに「こっこ」の要といってもよさそう。

ただ1つ懸念していたのは、卵の価格高騰。「こっこ」にも影響が? と心配していましたが、駅直結の売店で無事購入することができて一安心。