3人の男の子を育てながら美しさを日々アップデートしている神崎恵さん。そんな神崎さんのキレイの秘密をご紹介! 今回は、ものの選び方についてです。

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もの選びは「一生つき合う」意気込みで

神崎恵さん
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最近、引っ越しを機にクローゼットを整理しているのですが、あらためて中を見渡すと手放せる服がない! 手伝いに来てくれた友人に、「これはもう着ないでしょ?」と聞かれるたび、「かわいいからダメ!」「これは?」「ダメ!」の繰り返し(笑)。結局、最後まで服が減らないまま、その日の片づけタイムは終了。「服が少なかったらどんなにラクだっただろう…」と頭を抱えている最中なんです。

一着も手放せなかったのは、すべて吟味を重ねたお気に入りばかりだったから。とくに服、バッグ、アクセサリーは、40代に入り、「一生使えるもの」「一緒に育っていけるもの」という目線で選ぶようになったので思い入れもひとしおです。そういうものに出合えるのは本当にまれなことだから、買う頻度はかなり低め。ただ、一度迎え入れるとほぼ手放さないため、ちりも積もれば…な状態に(笑)。

●いちばん考えて買っているのは「器」

服やバッグ以上に慎重に選んでいるのが、器です。「好みだから」「作家さんが好きだから」という理由だけで買うことはありません。もちろん、「一生使えるもの」「一緒に育っていけるもの」という基準は大前提。そのうえで、「この料理を盛るための器が欲しい」「息子たちに、この器であの料理を食べさせたい」という明確な目的やイメージをもって選んでいます。もしかしたら器が、自分が持っているもののなかでいちばん考えて買っているものかも…。

それはやっぱり、家族で使うものだから。手持ちのお皿、1枚1枚に子どもたちとの思い出がしみ込んでいます。