ものをとことん使いたおす。これも立派な節約の心得です。それを体現しているESSE読者の仰天ワザを徹底取材!
あ然? はたまた納得? リアルな工夫をお届けします。
節約の王道!みんなの“使いたおし限界値”を大調査しました
たとえば歯ブラシひとつとっても、“もう捨てる”や“まだまだ使える!”のラインは人それぞれ。そこで、節約好きのESSE読者に“使いたおしの限界値”を教えてもらいました。常識を覆すような(?)、ものを長もちさせるコツまで登場するので、参考にしてみて。
●<ティッシュペーパー>1回につき“半ティッシュ”
すべての画像を見る(全9枚)「わが家は基本的に1回=半ティッシュ(半分に切った状態)単位で使います。だって、鼻をかむのに1枚じゃ面積広すぎません? 実家に比べて、ティッシュ代は半分以下に抑えられているはず」(Sさん・静岡県・49歳)
●<歯みがき粉>振り回して遠心力で出しきる
「量が少なくなってきたら、容器に空気を入れて遠心力を利用して振り回すと、「まだこんなに入っていたのか!」とびっくりするほど出てきます。普段から逆さまに立てて収納することも忘れずに」(Mさん・埼玉県・44歳)
●<トイレットペーパー>1回につき“2コマ”までが鉄則
「給料日前のピンチどきに試してみると意外と大丈夫だった(大きい方は難しいことも…)ので、以来習慣に。水に流れやすいので紙づまりもないし、購入頻度も減ってわが家のルールに」
(Kさん・北海道・44歳)
●<ストッキング>最終的には用途別に3分割
「電線したりすると、股から上、太もも、ひざ下の3つの部分に切り分けます。上部はフローリングモップにセット、真ん中は家具のホコリふきに、下部は排水口のゴミ取りネットとして再利用。たくさんスタンバイしています」
(Nさん・45歳・東京都)
●<革財布>夫の「捨てたら!」のひと言が処分どき
「ヌメ革製の財布は、いい感じにくたびれて気に入っていたのですが、革とお金と手アカ(?)のまじった独特のにおいが漂うように…。営業マンとしてものごとを見る目がある夫からストップがかかりサヨナラに」
(Oさん・和歌山県・36歳)
●<靴>接着剤でとめて最後の抵抗
「捨てる前にやれることはやってみる主義。革靴などのソールがはがれたら、強力な瞬間接着剤で修復します。状態にもよるものの、夫が仕事で使う靴は、さらに半年も長もちしビックリしました」
(Mさん・福井県・34歳)
●<靴下>3足同じものを買ってローテーション
「同色で左右の区別のないタイプの3足入りパックを買って、どの組み合わせでもはけるようにしています。これなら片足に穴があいても別のペアがつくれるので便利。最後のペアまで履きつくします」
(Gさん・千葉県・31歳)
●<マヨネーズ>中に食材を入れてこそぎとる!
「容器の真ん中あたりで2等分に切断。それぞれマヨネーズであえたい具材(ポテサラの具や、卵サンドの具など)を入れて混ぜ、最後までしっかり使いきっています」
(Tさん・東京都・32歳)
●<ブラジャー>「そのブラジャーがんばってるね!」と言われるまで
「必死に伸ばしたり肉を集めたりするため、サイドや背中部分の布から劣化し、薄く透けていきがち。干してあるのを見て夫がついこぼした言葉を聞き、『やっぱ捨てよ』と決意」
(Wさん・静岡県・49歳)
「ここまでやるか?」と思わず突っ込みたくなる限界ギリギリの使いたおしワザ。どれか気になったものはありましたか? 遊び感覚でチャレンジしてみるのもおすすめですよ。