副菜に悩んだら、キノコはいかがでしょうか? 種類が豊富で香りや食感もよく、主菜にたりない要素をカバーして献立に変化をもたらしてくれます。さらに、ヘルシーだからたっぷり食べても罪悪感はゼロ。キノコは副菜づくりの常連だという、人気日本料理店「賛否両論」店主・笠原将弘さんに、簡単にできるレシピを教えてもらいました。
風味と食感がクセになる「キノコのキンピラ」
食感が正反対のキノコとセロリでつくったキンピラは、食卓をより華やかにしてくれます。
●エリンギとセロリのキンピラ
好対照な2つの食感が魅力。キノコは好みのものでもOK。
【材料(4人分)】
- エリンギ 2パック
- セロリ 100g
- ゴマ油 大さじ2
- A[酒 大さじ3、しょうゆ 大さじ2、砂糖 大さじ1]
- 一味唐辛子 少し
- いりゴマ(黒) 少し
【つくり方】
(1) エリンギはひと口大に手で裂く。セロリは筋を除いて薄切りにし、葉はみじん切りにする。
(2) フライパンにゴマ油を中火で熱し、(1)のエリンギとセロリの茎を炒める。しんなりしたら、Aを加えて煮からめ、一味唐辛子をふる。
(3) 器に盛り、(1)のセロリの葉を散らしてゴマをふる。
おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう
笠原将弘さんの毎日の献立づくりに役立つ『笠原将弘の副菜の極み158』(扶桑社刊)は、ただいま発売中。